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ハレ暦2024~しろたへの~ さまざまな「自然時間」を一冊で見渡せる「古くて新しい暦…

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ハレ暦2024~しろたへの~ さまざまな「自然時間」を一冊で見渡せる「古くて新しい暦」を作っています。 画一的な人工時間から離れ、多層多様で有機的に繋がり合う自然時間を意識できるよう 「自然時間の法則」を言葉にしています。もっと新しい時代にふさわしい、自由な時間編集を!

最近の記事

柊の花

11月7日  秋土用明け。 明日は立冬。冬の始まり。 恐ろしいほどに荒波立ち ブログを書く余裕すら無くした時間を泳いでいるうちに 今朝、家の前の柊に、たくさんの花が付いているのを見つけました。 葉っぱのトゲトゲとは真逆で、真っ白でちっちゃく、カワイイ花。 やっとこさ、ブログ書く余裕も出てきた。 ハレ暦では、今日で、四番目の月の三週目が終わり 明日から、最終週へ。 今月の月感詞は「省」ですが、 たっぷり、濃い濃い「省」な時間が続いています。 Tamiさんの月感詞について

    • 満月、何祭りしてますか。

      8月31日は、満月10:36(魚座) 2023年で最も地球に近づく満月です。 近づいたり、離れたりするのは、月の軌道が楕円だからですが、 最近は、その近づく月を「スーパームーン」と 呼んだりするようになりました。 でも、天文学の正式用語ではありません。 ならば、いったい誰が、何がスーパーだと言ったのでしょう。 1979年、アメリカの占星術師リチャード・ノールが定義し、 地球物理学的ストレスの原因になる、と発表したとされています。 占星術師ですから、人の精神に関心を寄せ、そ

      • コウモリの時間

        『ハレ暦』 ホゼ・アグエイアス博士が提唱した暦には、 各月にシンボルとなる動物があてがわれています。 1番目の月は「コウモリ」 ♪どこ、どこ、どこからくるのか、黄金バ~ット             コウモリだけが知っている♪ 子どもの頃、風呂敷をマントにコウモリごっこをしたものです。 実物は、とてもグロテスクなのに 黄金バットにしろ、バットマンにしろ、 正義の味方、ヒーローとして扱われるんですよね。不思議。 昼間は、どこにいるのかわからないのに 夕方になると、突然現れて

        • クロッカス 天真爛漫

          もうすぐ一歳なのでお祝い。 お孫ちゃんが、たくさんのフラワーカードの中から ひとりひとりに、一枚選んでくれる、というセレモニー。 それぞれ、大笑いするほど、ぴったりのを選ぶので 「占い師の才能ある」とか盛り上がってました(笑 私のは「クロッカス」 花言葉 【 天真爛漫】  大人になっても子どものように無邪気で 天真爛漫な人です。  気取らず、素直で、  初対面の人にも広く心を開きます。  人を疑うことがない分、  自分が傷ついてしまうこともありますが、  優しく誠実でたく

          自然時間と餓鬼道、編集道

          今年もお盆の室礼に「水の子」使いました。 賽の目に切ったなす、きゅうりと米をあわせて盛ります。 お盆といえば、亡くなった人が”この世”に帰ってくるとされる日。 おがらを焚いて「ここですよー」と目印となる火を作り、 その煙にのって、先祖は家の中に入れるのだとされています。 燈籠や提灯を使うところもありますね。 そして、たくさんの供え物でもてなします。   お盆は盂蘭盆(烏藍婆拏)の略で、語源はサンスクリット語の“ullambana”。漢訳だと「倒懸」(とうけん)、逆さ吊りの苦痛

          自然時間と餓鬼道、編集道

          人と時間が言葉を作っていくんです。

          人と時間が言葉を作っていくんです。 これは、『ハレ暦』の月感詞を編集してくださっている、 tomiokaさんの言葉です。  元記事はこちら↓ https://rpfujitasayuri.wixsite.com/haregoyomi/post/月感詞はjoyful とても、意味深いなぁと読みました。 言葉は、ときによって、ヒトによって スムーズに通じたり、通じなかったりしますよね。 誰もが「知っている」し、「辞書にある」し、会話でも使っていても、 時代や、土地や、個人の

          人と時間が言葉を作っていくんです。

          裏千家淡交会高岡青年部

          茶碗づくりから、待合梅ジュレ作りまで LINE着信音かしましいのを横目に見て、 ちょっぴり、やきもきなどもしてみた日々も、とうとう、本番。 高岡特有なのか、人数多いからなのか、 人なつっこさや、妙な本気度もあって お道具、室礼、もてなし、もろもろ 今年も、若いっていいなぁ、と思わせる茶会でした。 風鈴の音をくぐって、 受付けから一服終えるまでの、あっという間の中に ぎゅーーーっとつまった、準備の数々。 知ってがゆえに、よりありがたき一服に。 私にまわってきた、たまたまの

          裏千家淡交会高岡青年部

          be true

          『ハレ暦2024』は、初めてのシステム手帳スタイルでお渡しです。 カバーには、2時27分を差した時計と、 🌀とbe true が刻印されたチャームがついています。 時間の法則を追いかける「ハレ暦」にピッタリです。   be true とは、夢が現実になる、とか、予言や予感が当たる というような意味なんだそうです。 ハレ暦に書かれた夢が、たくさん叶うといいですね。   これまでの「ハレ暦」は、「書く」ことを大切にしたくて 紙質と製本方法(糸綴じ)にこだわって続けてきましたが

          ハレ暦とベイトソン

          7月25日は、どの月にも、どの曜日にも属さない「時間をはずした日」 これは、ホゼアグエイアス博士が提唱した暦に倣っているのですが、 日常の枠組みから解き放たれて、自由に自然時間と「感」する日。 私たちは、21世紀美術館 コレクション展  それは知っている:形が精神になるとき へ。 『ハレ暦』が採用している1か月は28日という周期。 これは皆さんもご存じのように、お肌や生理、妊娠の周期、 私たち生命と深い関係のある周期。 生物時計の階層でも、サーカディアン(概日周期)、 サー

          ハレ暦とベイトソン

          暑い

          ハレ暦 新月3:32(蟹座)     第三十三候:鷹乃学習 (たかすなわちわざをならう) 毎日、暑くて「酷暑が続きますね」と挨拶することも 多いですが、気象協会では、5度刻みで 25度以上は「夏日」 30度以上は「真夏日」 35度以上は「猛暑日」 40度以上は「酷暑日」と呼ぶことになっているらしい。 それも、「酷暑日」と呼ぶのに決まったのは たった1年前で、 それまでは「猛暑日」までしか無かったそうだ。 上限があがったのは、温暖化のせいだろうが、 子どもの頃を振り返る

          発送可能になりました!

          お待たせいたしました。 7月26日からはじまる暦 『ハレ暦2024~しろたへの~』 発送可能になりました! 今年のテーマは「白」。 製作メンバーは、「白といえば・・・・」から始まる 数々のエディットワークをかさねて、「らしさ」を散りばめています。 地球の公転周期366日(2024年は閏年です)かけて、 白らしい時間を綴っていきましょう。 今年は、システム手帳スタイルです。 お問合せ、購入希望はロイヤルプリンセスまで。 『ハレ暦2024』 価格5,200円+送料 ◆カバー情

          発送可能になりました!

          ラジオハレ暦

          今回の「ラジオ 藤田小百合のハレ暦」 オススメの一冊は、 『絵本の力』河合隼雄 松井直 柳田邦男 岩波書店 ついつい、実用書が多くなってしまう大人事情。 でも、「ものがたり」や「おはなし」って、 登場人物や場所など、その構成を立体的にアタマに描きながらで なかなかの脳トレにもなりますし、 余白(行間や背景)を読み解く「お稽古」もできます。 特に絵本は、絵も「ことば」として読み取れます。 語り手と聞き手、大人と子供、声と文字 そんな二重構造がぎゅっとつまった「絵本」 著者の

          ラジオハレ暦

          朝茶事

          朝茶事 ハレ暦 一番目の月18日目 8月12日 水瓶座満月10:36     KIN86(8・6) 一年に一度、恒例の朝茶事でした。 髪を結い、着物を纏い、朝四時に家を出る。 虫の音を聞きながら路地に水を撒き、障子戸をはずし、簾をかけると うっすらと朝焼けがはじまります。 恒例を恒例にするには、 あちこちにバランス良く力点を散りばめる必要があります。 励行でもなく、反則でもなく、時機を観て臨機応変をする。 それを実践できる「半東」というお役が、自分にとって一番楽しく

          Happy Galaxy New Year ♪7月26日

          ハレ暦、今日から新しい365日の始まりです!  『ハレ暦』を手にしていないかた、ぜひお手元に! 『ハレ暦』には、自分に内在する”じかん”と、自分の周りに外在する”じかん”を繋いで もっと大きな「わたしたち」を創り出す知恵が散りばめられています。    今年は「時の包み」~ Time respect ~ デス。 『ハレ暦』を手にしてくださったあなたに かけがえのない、respectな時が綴られますように。 そして、使い終わる頃には、この一冊が かけがえのない、”時の玉手箱”

          Happy Galaxy New Year ♪7月26日

          「時間」とは何か。

          7月26日から始まる『ハレ暦』のタイトルが決まりました。  『ハレ暦』2023 時の包み〜Time respect 〜 新しく始まる年、 包みの中は、何が入っているのでしょう。 その包みをあけると、どんな時間が流れるのでしょうね。 そもそも・・・・「時」や「時間」って何でしょう。 時刻とは違うし・・・ ある日は、1時間が長かったり、短かったりするし・・・ 突然、昔に戻ってしまうこともあるし・・・・    質問を投げかけると、本当にいろいろな答えが返ってきます。 一つの答え

          「時間」とは何か。

          『ハレ暦』今回のテーマは「包む」になりました!

          7月26日はじまりの『ハレ暦』2023(2022.7.26~2022.7.25)は 「包む」がテーマになりました。 「包む」を軸にしながら、 <自然時間>のさまざまな姿を覗き込んでいきます。 <時間>とは、前に進み続けるものだと考えるようになった現代人。 方向を変えたり、次々と繋がって広がったり、 永遠に循環し続けたり・・・・ 機械時計で計る時間ばかりに包まれていると そんな感覚を忘れがちになることも多いですね。 「包」という文字のはじまりは、 お腹の中に胎児がいる母の姿

          『ハレ暦』今回のテーマは「包む」になりました!