見出し画像

春日山原始林 歓喜天 滝坂の道

春日山原始林の鶯の滝の数10mはなれたところに、それはある。

8:10 興福寺別院鶯滝歓喜天

近鉄の駅とかにおいてあるマップ。左上に鶯の滝。


この歓喜天、駅とかに置いてある簡易地図とかにも興福寺HPにも掲載がない。「かんぎてん」という読み方でいいんだと思うんですが。観音様系ですよね?

階段はゆるやか。そして、覚悟して登り始めたけど思ったよりすぐに終わる。


階段上り切ったあたり、百度石があった。

多数作善(さぜん)。多ければ多いほどいいって考え方だから百万遍とか百度石とか、そういう信仰形態ができる、平安~鎌倉の流行りですね。

ああ・・・歓喜天の文字が哀しい・・・
これ、いつ立てた看板。
撤去されてそれきりなのいつから、そしていつまで。
でも、定期的に手入れはされているのだと思われます。
つのありの狛犬。
左右とも口開けてて、つのあり。

鶯の滝、歓喜天方面、すでに自分は異世界に足を踏み入れてて、娑婆に帰れなくなるのではないか?と妄想できるほどに、人の気配がありません(汗)。

しかし奈良市(県)が、歓喜天の手入れを後手にしている理由は何なのだろう。縁起や由来も札とか立ってなくてちょっとわからない・・・


とりあえず道に、戻って。
石仏首切地蔵方面に。
首切り地蔵とか、地獄谷とか、名前が。

ふと気づいたら、このあたり電波悪い。人も通らんし、なんかあったらどうしような。熊鈴鳴らしてたらそのうち誰か気づいてくれるかな。熊鈴って正しく言うと熊よけ鈴よね。熊鈴っていうと熊がつけてる鈴とか、熊が好きそうな鈴とかに思える。どうでもええんですが。

てくてく
あー・・・こういうの、檻みたいやん・・・
・・・仏さまから見たら、
金網の中側にいるのはむしろ私かもしれない。
石仏とか摩崖仏とか、不思議な尊さ。
仏様が中にいるのにこの扉どうよ・・・
幽閉してんの?
動揺してんのか、すごいぶれ。
芳山交番所曲がって滝坂の道(柳生街道の一部)へ。
この時間の交番には誰もいません。
秋の風景。
首切地蔵さま。
お地蔵さまで試し切りをするのは本当にやめてもらいたい。
首切られといったほうが正しい。休憩所もここにあり。
休憩されている人たち3人。
足元注意の箇所もあります。
落石注意があちこちにあるけど、
どう注意すんのが正しいのでしょうか。
落ちそうなところを通らないの?
そんなに退避場所も道幅ないとおもうけど?
石が落ちそうだと思ったらダッシュすんのが正しいの?
あー・・・いつも石仏さまをちゃんと拝めない。
どこから拝むのかわからない。
朝日観音さまもそうですが。
夕日観音さま。わかりづらい・・・
ここらで単独の外国人女性とすれ違った。
観光者か在住者か・・・
人里に、でましたよ🦌
滝坂の道の入口(出口)あたりは、
看板とかなく住宅地の合間から突然始まる感じですね。
(鎌倉の大仏切通もこんなんやった。)

春日山遊歩道入り口6:30くらい
滝坂の道でたところ10:00くらい
月曜日午前中、くもりということもあって、山の中でであった人は10人くらい。鹿は若草山の頂上でだけ遭遇。鶯の滝、滝坂の道はそれなりに時間と気合が必要。(本格登山道具は一切不要。)

さらっと楽しみたいときは、入山料150円払って若草山北ゲートから登って南ゲートで降りて、二月堂の龍美堂でわらび餅を食べるとよいですね。(ゲートは12月半ばから3月半ばまでは閉まります)

とてもいい。

この2~3時間したら雨が降ってきました。二上山に強行せんといてよかった。

歓喜天についてはそのうち調べたいのですが、どなたか事情をご存じのかたはいらしゃいますか。


滝坂の道から登るには、中田さまの記事がとても参考になります。
私のニ週間くらい前に登られたようです🦌🦌


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?