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12月21日、誕生花は篠懸木【#誕生花短歌】

詠みます。

 火遊びはすこしばかりの好奇心
 言葉の意味を直に知りたい

解説。

 12月21日の誕生花のひとつ、プラタナス
 街路樹や庭園樹木として使われる、スズカケノキ科スズカケノキ属に属する植物の総称です。

 属名の学名である "Platanus" は、ギリシア語で「広い」を意味する "platys" を語源とし、葉の幅が広いことや枝が広がることに由来するといわれます。

 葉が大きく落葉樹である(夏は木陰を作り、冬は陽を遮らない)、虫がつきにくい(下に毛虫が落ちてこない)等の特徴から街路樹に適しています。
 海外では古くから街路樹として植えられていましたが、日本には明治初期に輸入され、目黒林業試験場のほか新宿御苑、日比谷公園に少数が植えられていたのみ。
 明治40年、東京市の都市計画の中で街路樹として初めて採用され、新宿御苑から挿し木用の枝を採取して2万本を目標に培養し、明治43年に当時の芝区桜田本郷町に十数本が植えられたのが街路樹としての最初とのこと。

 和名はスズカケノキ
 漢字で書けば「篠懸木」あるいは「鈴懸木」となりますが、これはプラタナスの実が山伏の着る篠懸衣《すずかけごろも》についている球状の飾りに似ていることから「篠懸の木」、プラタナスの実が鈴のようにかかっていることから「鈴懸の木」とも書かれます。

 スズカケノキの花言葉は「天才」「好奇心」
 古代ギリシアの哲学者プラトンがプラタナスの木が植えられたアカデメイアの森で哲学を説いたことに由来するといわれます。

 ……そういえば少し前に、公式略称が『鈴懸なんちゃら』という曲がありましたね。


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