自由研究のやり方①

夏休みの自由研究は、子どもにとっていつの時代も憂うつなのだが、親のほうも我が子を手助けしようにも、なかなか良いアドバイスができない。

そもそも、日常生活で疑問に思ったことがあって、それを調べようというモチベーションが起こらない限り、自由研究ではなく、単なる必修課題である。

だから、子どもがそういう疑問を持てないようなら、あらかじめ自由研究のテーマをいくつか提示してあげると良い。

近年は、そのテーマをネット検索すればいろいろ出てくるだろうし、図書館や本屋に行っても自由研究のハウツー本は置いてあるだろう。

ただ、マネごとはダメである。

自由研究の基本は、仮説をしっかりと立てることである。

例えば、速歩きができる人とできない人では、何が違うのか?

【仮説】太っている人は、足が遅い。

それホント?と子どもに聞いてみて、自信ありげにホントだと答えるならば、それを証明するのが自由研究なんだと教える。

でも、その仮説は、証明せずとも間違っているなと、大人なら気づくだろう。

「仮説をしっかりと立てる」のは、そういうことである。

明日は、子どもに仮説をしっかりと立てさせるための大人のアドバイスを伝授しよう。


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