平日に働いていると、朝は慌ただしいし、夜は残業で遅くなるか、早く帰宅できたとしても、家の中でゆっくりしたいと思うのが自然である。

そして、休みの日は、やっぱりのんびりと過ごそうと思うわけだが、金曜日の夜の過ごし方によって、土曜日や日曜日の過ごし方も変わってくる。

土曜日の朝は、金曜日の夜に飲み会をして遅く帰宅したら、ふつうはいつもどおりに起きられない。

かといって、ダラダラ昼まで寝るのも時間がもったいない。

特に、歳を取ると体がなまってくるから、やはり１時間か２時間くらいの遅い起床にとどめて、朝は何かリフレッシュできることをしたいものだ。

私の場合、「極楽湯」という入浴施設が近くにあることもあって、だいたい土曜日の朝に行くことが多い。

朝８時からの営業なので、そんなに早起きする必要がない。

料金は７５０円、回数券は１０枚つづりで６５００円であるから、定期的に通って、休みの日の早起きの習慣をつけたいなら、１回６５０円は高くはない料金である。

風呂なんて家で入るからいいよと言う人は、それでも良い。でも、家で入るから、何時に起きても一緒だということになり、生活習慣の改善のモチベーションは上がりにくい。

じゃあ、どうするのかとなったとき、家の近くに、喫茶店があれば、朝の散歩がてら、モーニングを食べに行くのもよい。

喫茶店も、早い店は７時、遅くとも８時に開店するのが一般的である。

そこで、家では購読していない新聞をゆっくりと読みながら、トーストやコーヒーを飲むのも良い。良い喫茶店であれば、トーストも美味しいし、淹れたてのコーヒーは香りも味もグッドである。

だいたいモーニングも、６００円から８００円はすると思う。朝風呂に行くほうが安いんじゃないの？と思うかもしれないが、入浴後にアイスやコーヒー牛乳（びん）を買ったら、８００円になるからほぼ同じである。

朝風呂もモーニングも、まずウォーキングをして、そのままお店に行けば、体がほぐれた状態でリラックスできる。

経験したことがないのであれば、試してみてはどうだろうか。