日々の選択肢

今日のような衝撃的な事件に触れて思うことは、私たちは生きているなかで、絶えず行動の選択肢に直面しているということだ。

なぜ遊説先を長野から奈良に、急きょ変更したのか。

タラレバを言っても意味がないが、予定どおりの長野だったら良かったのにと悔やんだ関係者の方は、少なからずいたであろう。

この事件に関わらず、世の中の痛ましい事故や事件が起こるたびに、「あのとき、いつもどおり行動していたら良かったのに」とか、「よりによって、なぜ今日に限って」とか悔やむ声を幾度となく耳にしてきた。

東日本大震災でもそうだった。

だから、残された私たちも、明日は我が身という気持ちで、いつもと違うことをやるときや、予定を急きょ変更するときは、気を引き締めて行動したほうがいいのかもしれない。

もちろん、逆に助かった場合もあるから、これがベストな選択だとは、誰にも断言できない。

神のみぞ知る、である。

ともかく、日本という国を背負って、世界と対等にわたりあって、国防を真剣に考えて政治を動かしてくれたリーダーに敬意を表し、ご冥福をお祈りしたい。

合掌。

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