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その人

「その人とは」と言う質問に思い浮かぶ事を出してみた
その人は言葉の使い方と話す内容と口調から
とても上から目線な感じ
自分の意見は曲げる事はできるけど
本当は曲げたく無さそうな雰囲気
話をすれば最終的には愚痴になり
実名を入れて的確なボヤキをする
見た目は身なりを綺麗にしている
清潔感はあるけど健康には見えない
近寄って来るとまた愚痴を聞かされる予感で
聞く準備が必要だ
最初は愚痴を聞き流す方法で通用するが
愚痴を聞いている時間が長くなると
あなたはどう思っているのという
雰囲気に持ち込まれそうになる
少しだけ愚痴に同意する感じで
その人の愚痴に拍車を少しかけると
愚痴は加速して脱線し
愚痴の対象者を精神的におかしいという
精神的な病名を言って
愚痴から怒りに近くなる
ここで出て来た愚痴の対象者は
以前同じ業務をしていた人の事だった
この人の事の愚痴は2度ほど聞かされたけど
この人は今は幸せなそうな環境で業務をしている
その人からすると、この人はかなり使えなかったというけど
この人は、その人の愚痴や雰囲気が嫌だから
業務が手につかなかったと思われる
この人の判断は正しいと思う
その人の今の業務は10年近くなる
その人は今の業務を離れたい
だけどその人の代わりが存在しない
存在しない理由はその人にあると思う
その人はとてもいい人には見えない
そしてとても悪い人には見えない
普通に愚痴が溜まりすぎて
吐き出す所が間違ったようだ
愚痴の内容を理解してもらえる所で吐き出すと
周りから避けられてしまう
そして今の自分の状況は
その人と共に業務をしている
会えばどうですかと聞いてくれるけど
上から目線の独特な口調で近寄ってくる
業務に関してはその人がベテランなので
この状況は普通に消化する
次に来る言葉は愚痴が来る
その愚痴の経緯を口調から読み取り
愚痴に拍車がかからないように
軽く大変さを労う
そうすると表情が穏やかになる
その人は急用な連絡が入ったようで
その対応をしながら
その場を離れていった
微糖と言いながらかなり甘い感じの缶コーヒーを
窓越しに一口二口と飲み干して
その人の後ろ姿が見えなくなるのを
確認してふと思う
これからその人との時間が
増えて密になっていく
微糖コーヒーでは
糖分が物足りなくて
ブラックコーヒーが苦く感じる
日々に変わりそうだ

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