涼香静(Ryokasei)

X(Twitter)をメインに「ことばおもい」として発しています。詩のように近づきたい…

涼香静(Ryokasei)

X(Twitter)をメインに「ことばおもい」として発しています。詩のように近づきたい。noteでは形にとらわれず明るく暗く自由に展開しています。暗めが多いですが、負の感情でも書けていける場所としてあれば良いと思っています。敢えてくどくど書きながら、許しの場としてここにいます。

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ことばおもい

ひとつの言葉を出すまでの思い ひとつの言葉を出した後の思い ひとつの言葉で変えていく思い ひとつの言葉で伝わらない思い ひとつの言葉で失っていく思い ひとつの言葉で救われてく思い ひとつの言葉で前を向ける思い ひとつの言葉で伝えたい思い そして、今日もひとつの言葉を言う

    • たいせつなこと

      はじめてじぶんのよわさにであったとき じぶんのこころのもろさをしった うごきつづけるきもちのなか たいせつなことは だれよりもつよくなりたいとおもうより だれにでもやさしくなりたいとおもえたこと ながれゆくときのばめんで しらないじぶんとすれちがった うごきつづけるまよいのなかから みつけたことは だれかにあいされたいとおもうより だれかをこころからあいするとおもえること

      • わたしらず

        昔、見たような場所にいる そんな感覚になることありませんか? 心の迷路にはまって 何度も選んだ角を曲がり 辿り着いたらそんな場所 またここに来てしまった 選んでいるのか 選ばされているのか わからないという無意識を 無意識の意識として発動し 自分の知らない自分が 導いてるような気さえする こころをひらいて ここらでひらいて 一体何がどうしてるのか つまびらかにしてしまいたい みちをひらいて みらいをひらいて 本当のゴールを目指したい 私の知ってる私は 本気でそう

        • 変わらぬ世界に立つ

          さよならの後に残る無情 こうなるとわかっていて そうなるまで都合よく忘れる 残した感情が溢れるのを 後悔という言葉でくくる 世界はなにひとつ変わらない こんな感情すら嘘みたいに 穏やかな時が流れる どっちがほんとなんだろう よくわからなくなって 抱えた胸の重みだけが やけに黒く感じる シーンによって 感情は移り変わる たぶんそんなとこだろう さよならのフラッシュバック 再びの涙が襲いかかる やっぱりあの時… どうしようもなく 空を見上げる ひこうき雲が思いを伝える あ

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        ことばおもい

          B面的側面における心情

          ハイポジという言葉を 知らなかった カセットテープの話 あの人はよく言ってた A面ばかり聞いてたと 集めて作ったお気に入り曲集 拾い上げた音の集まり ラジカセから流れる音 ちょっとくもってる テープが伸びたも意味不明 それでもA面を全て聞いた A面があるならB面もあるの? 素朴な疑問にあるよの声 いつもA面しか聞かなかったのに B面も同じ曲数があるらしい どうやって選び なぜ聞かないのか リバースだけなのに そこにあると分かって なにもしないでおかれる B面の気持

          B面的側面における心情

          おとりおとる

          雨音散る夜 夜景を映す水たまり 私たちは勘違いしている 裸足で歩いて 大地を踏み締めて 靴は便利なもの でも大地をわかったように 緩衝の伝えで 捉えてはいけない 水たまりを跳ねて 着地したその土の 感触を忘れないで 涙音ない心 心象を映す鏡なし 私たちは勘違いしている 心を裸にして 相手の顔を見ない 便利なツールだらけ でも全てわかったように 終わりの。で判断しない 顔が見えない 声も聞こえない 返ってきた文字だけで 全てわかったように言わないで 心が弾けた音を聞こえて

          おとりおとる

          音色

          みんな本当は 持っている 心を彩る音階 豊かさを表す 世界の色合いは みんな違うから 出会い 混じり 弾け合い 新たな音色が 響き合う その音が 消えるまでの 僅かな時を 共に分かち合おう

          かたちつくる

          美しく、ただ美しく その思いに正直に 月明かりに映された モノクロの光の輪 やさしく囁くような 暖かみある台詞のよう この光景を大事にしたい そう思って温めてきた そこに照らす光を集め 純粋という宝石につめる そんなふうに思いを形作り 素直な気持ちを伝えたい

          かたちつくる

          Magic~不思議な奇術~

          魔法は特別なことじゃなくて こんな自分でも愛せちゃう 前向きに受け入れられる そんな気持ちになれたとしたら 魔法使いになれるかな? まだ乗り越える前 乗り越えられないを知る前 惨めさをこれから知って 見たくない自分を見たとしても 弱さと儚さを素直に表せる魔法 自分の良いとこを探り当てる 見つけることに迷いがない しくじりを怒らず受け入れて 失敗に大丈夫だよと 恐れず言えてしまえる心 自分自身を愛する魔法 進めない怖さに足を止めても そこにいるだけで充分だよと 笑顔で認め

          Magic~不思議な奇術~

          たとえ間違いだったとしても

          同じとか 似てるとか そんな区別は いらなくて 共通とか 共有とか そんな言葉も いらなくて 個性とか 個別とか そんな文字は いらなくて 孤独とか 孤立とか そんな響きは いらなくて 正しいとか 間違いとか そんな判別は いらなくて 私とか 君とか そんな距離は いらなくて 比較とか 対比とか そんな対象は いらなくて 誰かとでなく 誰でもなく そんな相手は いらなくて 私は私らしく 誰でもない私を そんな我儘だけ あればいい

          たとえ間違いだったとしても

          ふれることば

          おもい、つたえたいことば はっしたものの おもいのすべて うけとったがわの かいしゃくのことなり こたばであるがために りかいしようとする ほんのうてきなよみとり しょうじてしまう てざわりのちがい ことなりはひつぜん ひとつのえをみて かんじかたがちがうように いちまいのしゃしんから つむがれるうたがちがうように ことばですらみんな りかいはことなるもの ことばのかたちがちがうから だれかのこころのかたちには あわなくてもしかたないもの ことばがうみだすま

          ふれることば

          気づき傷つき解るまで

          気づかないものに 大事なものはあって 気づけないことに 後で悔やむ思い たしかなものを はっきりとした形にして 周りを見渡す余裕を 感じ取れる心の余白 真実という偽りなき主観 事実という悲しき客観 気づきに含まれる毒を 毒と分かって飲み込めるか そんな勇気が試されている 生きる術を手に入れる 一生忘れない気づきを 事実と分かって飲み込む のたうち回りながら 時の重み、時のあり方を 知ってるように動き 背負ってる重みを 重力と勘違いして 強くなれたと思い込む 強い

          気づき傷つき解るまで

          今のうちに

          今のうちに 会っておかないと さよならは 突然訪れるから 今のうちに 伝えないと 本当の気持ち 分かり合えないから 今のうちに 抱き締めないと あなたの温もり わかれないままだから みんなの1日は 同じじゃないから 今のうちに 出来ることを この時の大切さ まだ大丈夫 抱える不安を ほんのちょっと 勇気に変えてみて

          時代

          かつて燃え盛っていた炎も 瞬くほどに薄れていく すべての光が巡っていく すべての心が廻っていく 今がずっと続けばいい そんなことを本気で考え 終えてからあり得ないと気づく 未来に失っていく予定 強いシーンにあたるまで 忘れられた幸せを 後から指摘するかのように 残酷な知らせは届く さようならの帰り道 かつてあった炎の欠片 少しずつ大人になって 気づかず忘れてた思い 言葉に出来たはずなのに 思いを重ねられたはずなのに もうそこにはいない 見つめられるのは事実だけ 普通でいられる

          堂々巡り、私参り

          納得出来るかどうかが大事とか カッコよさげに言っといて 明確な線引きを嫌がって 適当な理由を考えるのが いつの間にかうまくなってた わからないって堂々と答えて しくまれてるかのように疑い 誰かの気まぐれのせいにして 原則に従って幻想に酔いしれる 記憶を細切れにして一瞬にかける 結局、感情に流され一寸先は霧 心に描かれる真っ白から彩られる希望 これこそ本心だと私のどこかの私が 勝手に納得してるように思わせて 手に及ばない神の手のように崇め奉る

          堂々巡り、私参り

          夜纏言葉/大和言葉

          どうにもならない思い 夜に溶かし言葉を探す たおやかな心映えをと しののめの明るみへと 手を延ばしたまゆらに 月冴える空に霞が立つ 夜を纏いて浮舟の思い まとまらぬつたい歩き まだ朝は早いと陽炎へ 空蝉に浮かぶ言葉の光 #造語お題

          夜纏言葉/大和言葉