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【ネットの中に理解者など絶対にいない理由】最高の人間関係を築けるのは孤独に生きる覚悟を持った人だけ

もう時間が少し経ったので言おうと思うのですが…

実は2ヶ月くらい前に僕と同じように親に問題を抱えてた人とネットで知り合って、

その人からすごく理解を求められたんですよ。


僕としては普通に話してただけなので、いきなりそうした理解や共感を押し付けられてかなり困りましたね。 だって顔も知らない相手に急に助けみたいなもの求められても…まぁ詳しく言うのは悪いので言いませんが。

でも正直その人かなり怖いこと言ってまして、僕はドン引きしちゃって…

あ、でもフォローしとくと普段は全然良い方でしたよ。優し過ぎる感じがしましたね。

だからこそリアルでの生活に苦悩が多かったのだと思います。


ともかく、その時は僕も距離を置いて、結果としてもう話さなくなりましたけど…

何というか…その人に限らずネットで自分の理解者を探してる人って悲しいな…って思いましたね。

まぁ今の時代はかなりの割合の人がそんなふうに自分の理解者、理想化した相手をネットの世界の中に求めてるかもしれないですけどね…。


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僕自身はネットにそうした理解者とか求めてないし、そんな人は現れないことを前提にやってますけども…

でも正直僕も、昔はネットで理解してくれる人を探したり人間関係を構築しようとしてたんですよね。 


でも、その後僕が通い出した心理学学校で校長先生がこんなことを言っていて、

そこで僕の考えは大きく変わりました。

これは今でも僕の人生の最大の基盤ともなってる考えです。

⬇️


ネットで真の人間関係は築けません。

なぜなら行き着く先は最終的にリアルの人間関係になるから。

ネットだといくらでも準備ができるから、自分を良く見せるのは簡単です。 でもリアルだと言葉を詰まらせたりして上手く喋れないことが普通にあります。

慌てたりして失敗して、自分の思うような良い自分を見せれないでしょう。

だからネットがキッカケになることはあっても、最終的に人間関係を構築していくとリアルで会うしかなくなるのだから、リアルでのコミュニケーションを磨かないと意味が無いですよ」


言葉使いや言い方は分かりやすく僕がデフォルメしたのでご了承ください。

実際はもっと優しい言い方をする先生です⬇️



「ネットで出会った人と本当に理解し合って、良い関係性を築くことができる…。」

それは夢物語なんだ、と僕はそう思いましたね。

もちろんすぐに納得できたわけではなかったですけど、そこからまた自分なりに学んで考えを深めて、その校長先生の言ってたことに今は自身の考えで納得しています。

ネット内だけで構築した関係性は間違いなく崩れる、と…あっけなく…。


僕はネットで知り合った人は言うならばサングラスとマスクを付けた状態で喋ってると思っています。

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校長先生が言ったように、リアルの世界だとネットにはなかった部分が見えてきます。

喋り方、喋るペース、身ぶり素ぶりの動作、目線の動かし方、食事中なら食べ方も、貧乏ゆすりもするかもしれない、変な癖があるかもしれない、とっさに出てくる言葉や反応がぎこちない、手や足が汚れてるかも、体臭が気になるかも…

そうしたことはほんの一部に過ぎませんが、これらを全部とっ払ったのがネットの関係性というわけです。


こうした状態で真に理解し合える…真の人間関係を築ける…最高の人が見つけられる…

果たして本当にそうでしょうか?


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もちろん、確かにキッカケにはなります。

ネットをキッカケに知り合い、そこから実際に会って、素晴らしい人間関係に発展する可能性はあります。

しかし、そこに期待し過ぎるとその理想は絶対に崩れると思います。


ネットで話してる内はみんな相手を過剰に美化してしまいます。

そりゃそうです。リアルの上手くいかない人間関係や仕事や個人的な悩みに辟易してネットという場所に安住を求めるわけですから。

だからそこには漠然と自分の住みやすい世界が広がっていて、本当の自分を出せる場所があって、それを理解してくれる人達がいるはず…という思いがある。


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そしてリアルの悩みが増えれば増えるほど、どんどんネットの住み心地が気持ち良くなり、

その理想が過剰になって周りの人達を余計に美化してしまい、ここには私の求める素晴らしい世界があると思ってしまう…いや、思い込みたくなる

そうして相手に対して個人的な理想の押し付けが始まり、「この人なら…」と自分の真の理解者だと思ってしまう…。


そうした依存思考に入ると相手に過剰な理解(自分の理想)を求めてるわけですから、大抵はネットの中でトラブルになって終わる。

仮にリアルに発展してもその理想と現実のギャップは凄まじいことになってるから大抵は上手くいかない。 

いや、それ以前にネットの中の理想を崩したくないから会うのが怖くなってそこまで発展しないことも多い。


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だから僕はネットの中にちゃんと線引きをするようにしています。


期待をしない、理想化しない、理解してもらえると思わない、孤独(寂しさ)を埋めようとしない、人気者になろうとしない、愛されようと思わない、

自分はあくまでもネットではなく"リアルのここを"生きている。



これは何も「ネットにあなたの理解者なんていないから諦めろ」と言ってるわけではありません。

そうした※離別感を持つことで、

ネットでも真に地に足のついた関係性を構築していける可能性があるよってことを言いたいのです。

※離別感は、『相手は自分と違う人格や考え方を持つ、別の人間である』という感覚のことを言います。離別感を持っていると、相手の存在を尊重できるようになります。相手が自分と違う意見や考えを持っていた場合でも、相手を非難することなく、「そういう考え方もあるんだね」と受け入れることができます。

詳しい続きはこちら⬇️

※離別感の例(僕の通ってた心理学学校のブログ⬇️)



つまり分かりやすく言うのなら、人付き合いを自分の頭の中で完結しないことです。

ネットだとほとんどの場合がこの勝手な理想化により自分の頭の中で都合の良いように相手を変換します。

それはリアル(現実)という感覚が欠如してるからこそ生まれる感覚です。

まさしくゲームやアニメ、疑似恋愛にも近い感覚です。


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そうなると自分の理想を相手に押し付けたくなりますよね? 理解してくれよ、自分の思いを叶えてくれよ、愛してくれよってなりますよね。

でもあなたはそんなマスクとサングラスを付けた人を愛せますか?

そんな状態で理解し合って、心を真に通わせて、最高の友達になれると思いますか? 

手を繋ぎ合って共に人生を歩めると思いますか?


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… 

だからこそ離別感が必要です。

孤独に生きる覚悟…理解者がいない覚悟…

誰にも相談できない覚悟…都合の良い理想的な相手など現れない覚悟…

そうした覚悟を持ち、依存的な態度を捨てた時、真に"その人"を見ようという目が働きます。

自分の頭の中で理想化した人物ではなく、自分とは違う"その人という存在"をしっかり見ることができます。

都合の良い部分だけでなく、都合の悪い部分も全てひっくるめて…

そうすると実際にリアルに発展したとしても、都合の悪い部分があるのは当たり前と思ってるから、イメージと違ってもそれは当然だとして受け入れられます。自分とは違う一人の存在として尊重できます。 


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そうすれば真に人間関係を深く構築するための土台が自分に出来上がってるわけですから、少しくらい気が合わなくてイメージと違ってもそれを攻撃したりしないですし、だからこそ信頼もされるし良い人間関係を築くこともできます。

誰だって相手の勝手な理想を押し付けられたくはないのです。

不思議なことではありますが、押し付ければ人は離れるし、押し付けないと人は寄ってきます。


だからネットで友達や恋人や、ましてや真の理解者なんて探そうとしないことです。

そこに待ってるのはそんな人なんていないという絶望の現実だけです。


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そして"そんな自分の頭の中で理想化した人物など決していない…"

そう思えるからこそ、その人は真に素晴らしい人間関係を構築することができる人間になれます。

諦めることと受け入れることは似て非なるものです。

人間関係を諦めるのではなく、勝手な理想の世界から抜け出して現実を受け入れて生きる…

そうすれば必ずどんな形であれ最高の人間関係を作れる自分になれると思います。


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今日の記事は永久保存版だな…φ(..)w


さて、最後に一つだけお知らせ。

明日、占星術視点のスピンオフ漫画を開始します。

もちろん今日話したような心理学による観点も取り入れつつ描いていく予定です。 まぁ心理学に関してはもはや僕の人格の一部なんで学問的知識でなく思想って感じですけど。

それで一応、占星術興味ない人が見てどんなメリットがあるのか?とか、こういうことを描きますよっていうのを久々に動画撮ってお話してます♪

興味ある方はぜひ聞いてみてください♪ 視覚的には何も楽しくないので流し聞き推奨です(笑)


あと僕がこの前描いたハロウィン漫画がめちゃくちゃ可愛いのでぜひ見てくださいw(理解者щ(゚д゚щ)カモーンww)⬇️


ではでは今回も読んでくださりありがとうございます🙌

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