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【坐骨のはなし】骨勉

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こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)

今回は【坐骨】について書いていきます。

「坐骨」は日常でも割とよく聞く名前の骨ですね!

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


坐骨とは?

坐骨は骨盤を形成する「寛骨」の1部です。

・腸骨
・坐骨
・恥骨

の3つの骨から成る寛骨は、もともとは別の骨ですが17歳ごろに一体化します。

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坐骨は寛骨の下部を形成しており、触知も簡単な骨です。

”椅子に座った時に、お尻と椅子の間に手を挟むと、感じられる出っ張った骨”

が坐骨です。(坐骨結節)

キレイな座り姿勢をつくるには、”坐骨を椅子に突き刺す”ように骨盤を立てて座ることが必要です。
座り姿勢を作る際の指標にもなるわけですね。

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坐骨に付着する筋肉


坐骨には起始筋しかついていません。

下半身の大きな筋肉が沢山ついています。

筋肉の特性として「停止が起始に近づく」という法則があることからも
坐骨が下半身の”土台”的な役割も持つことが推測されますね!


今回、筋肉の付着面の画像を割愛していますが、各筋肉を簡単に紹介しておきます。

■上双子筋
股関節の外旋、内転および伸展。大腿部を屈曲すると外転筋として作用。
 起始:坐骨棘、内閉鎖筋腱の上部と一体化
 停止:大転子内側面

■下双子筋
股関節の外旋、内転および伸展。大腿部を屈曲すると外転筋として作用。
 起始:内閉鎖筋腱の溝の下にある坐骨結節
 停止:内閉鎖筋と大転子内側面

■大腿方形筋
股関節の外旋および内転
 起始:坐骨結節の外側縁
 停止:大腿骨の転子間稜

■内閉鎖筋
伸展すると、大腿部を外側に回旋。屈曲すると、大腿部を外転。
 起始:閉鎖孔の内表面および周辺骨の表面
 停止:転子窩の上の大転子の内側面

■大内転筋
股関節での大腿の内転と伸展
 起始:恥骨下枝および坐骨の下枝と結節
 停止:大腿骨の内縁顆上の内転筋結節および粗線の内側唇

■大腿二頭筋(長頭)
股関節での下腿の屈曲と外旋、股関節での大腿の伸展
 起始:半腱様筋および半膜様筋と共同腱を共有する坐骨結節
 停止:腓骨頭の外側面

■半膜様筋
股関節で下腿を屈曲し、下腿を内側(内部)に回転
 起始:坐骨結節
 停止:脛骨の内側顆の後面

■半腱様筋
股関節で下腿を屈曲し、下腿を内側(内部)に回転
 起始:坐骨結節
 停止:鷲足の総腱を通る脛骨幹上部の内側面

■深会陰横筋
会陰の腱中心を安定化
 起始:坐骨下枝
 停止:正中会陰縫線の対立筋

■腸骨尾骨筋
骨盤内器官の位置を維持
 起始:内閉鎖筋筋膜に沿って走行する坐骨棘および腱弓
 停止:尾骨および肛門尾骨縫線

■尾骨筋
分娩および排便時に尾骨を前方向に引く。骨盤内器官を支える
 起始:坐骨棘、仙棘靭帯
 停止:尾骨および仙骨の外側縁


沢山の筋肉がついてます!ハムストリングスや骨盤底筋もついてて、ポイントとなる骨ですね!

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まとめ

「坐骨」いかがでしたか?(^^♪

下半身の土台として大事な骨ですね!

触知しやすいことからも、骨盤の歪みチェックの指標とされることもある骨です。

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

最後まで御覧いただきありがとうございました!

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