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もう一つの命を思う日/ライフタスクで振り返る

大変プライベートなことで恐縮です。私の家族は、カタチとしては4人家族です。しかし、カタチになっていないもう一人の家族がいます。今日は、その家族のことを思う日です。

長女が生まれる3年前に授かった命があります。ただし、この世に誕生することはできませんでした。しかし、我が家にとってはだいじな縁の一つです。性別もわからないままだったのに、今では長男になっています。家族の一員です。また、その命が私たち家族の絆を強くしているように思います。

自分探しをしていたころ

私が30代前半のころのことです。そのころから子どもは欲しいと思っていました。しかし、なにもかも勢いで乗り切っていたころです。生まれて来なかった命は、私が父親になるにはまだ早いと判断したのかもしれません。また、その命は「もう少し夫婦二人の時間をすごしなさい」と言ってくれたのかもしれません。おかげで妻に連れられて、北海道や九州にも行くことができました。

さらに、そのころの私は仕事に対しても中途半端でした。世間では「自分探し」が流行っていたころです。私の気持ちもさまよっていました。まだ仕事に向かう覚悟が十分ではありませんでした。自分を探している立場では父親にはなれません。

また、そのころのは夫婦関係も「交友のタスク」延長ぐらいにしか考えていませんでした。

ライフタスク

やがて「仕事のタスク」に正面から向き合い始めたころ、長女が生まれました。私が社会福祉法人を作ろうと動き始めたころです。やっと仕事に対して覚悟を持って取り組めるようになりました。それから3年後、その社会福祉法人がスタートした1ヶ月後に次女が生まれました。より家族が強くなりました。アドラー心理学でいう「愛のタスク」です。

アドラー心理学のライフタスク、人生の3つの課題がつながっているということがわかります。

今日は、家族5人でゆっくり食事をしました。

連続投稿1000日まで、あと77日。

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