カップラーメンのフォーク
夜中に目が覚めた。腹が減っていた。昼間にキエフ市内を歩き回り、丘の上のおそらく正教系の教会、大人の背丈ほどのしょんべん小僧のオブジェやタイル張りの遊具が並んだ公園などを観光した。夕方にホステルに帰ってきてベッドに横になり、そのまま寝てしまった。2段ベッドが4台並んだドミトリールームはすでに暗く、両隣のベッドから寝息が聞こえてきた。腕時計のライトをつけると24時を回っていた。近所の飲食店はとっくに閉まっている。キエフの中心部まで行くのはさすがに面倒だし、行ったとしても営業中の