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自由律俳句 #248

【水溜まりの波紋で雨を確認する】


歩いていると、
雨に一粒あったような気がした。
左手の甲に冷たい感触。

でも、
本当に降っているの?
気のせい?

だから、
近くの水溜まりを見つめた。
雨が降っているのなら、
波紋が広がるはず。

見つめるけれど、
波紋は現れない。
あの水溜まりに、
たまたま落ちなかっただけかもしれない。

水溜まりと雨の感触を探しながら、
歩き続けた。


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