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自由律俳句 #227

【逆光の木が黒く揺れている】


目の前にあるのは木。
夕暮れにある逆光の木。

日が落ちるにつれ、
深い緑が見えては隠れ、
色は暗くなっていく。

木は黒くなって、
色は止まった。

空は黒くなって、
時は進んだ。

停止と進行が
同じ色になり、
目の前にある。

揺れている。
ただ揺れている。


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