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父の入院中に起きた不思議なこと

もう去年の話だけど父が入院して手術してました。

全然重い病気ではなかったけど、年齢や持病もあり、「もしかしたら…」は常に考えていましたが、そんなことにもならず、無事に乗り切りました。

しかしいくつか不思議なことが起こりました。

一つ目は、父が入院した日の夜。

私は父がいない時や、自分の帰りが遅くなる時でも、家の電気やテレビはなるべく付けておくようにしています。

それは亡き祖父の教えでした。

「帰りが遅くなりそうな時は、部屋の電気をつけて家を出ろ。誰も帰ってなくてもただいまを言え。他の家族の部屋もテレビをつけておけ。数百円の電気代ケチって泥棒にでも入られたら、たまったもんじゃない」

というもので、私はそれを忠実に守っているので、その日も父の部屋の電気とテレビをつけに行きました。

ところが、いくらリモコンを押してもテレビがつきません。

「父の身代わりになって壊れた…?」

と思いました。

仕方ないのでその日は父の部屋のパソコンを立ち上げ、YouTubeでずっと音楽を流していました。

次の日、明るいうちにテレビの裏を確認してみると、なんとコンセントが抜けていました。

ずっとぐらついていたのでしょうか?

ずっとぐらついていて、父の入院の日の夜にたまたま抜けたのでしょうか?

そんなことあります???

なんという確率でしょう。


もう一つは目覚まし時計です。

父の手術も無事に終わり、あとは何事もなければ3日ほどで退院の予定でした。

しかし、父は術後に高熱を出してしまい、退院が延びることに。

それは、本来の父の退院予定日の夜のことでした。

夜9時に、突然 父の部屋の目覚まし時計が鳴ったのです。

止めに行くと、目覚まし時計はオンになっていました。

父の目覚まし時計はデジタルではなく、文字盤のある時計で、目覚ましのオンとオフは側面にあるスイッチで切り替えるタイプのものです。

猫がイタズラをしていじれるものではありません。

ずっとオンになっていたとしたら、なぜその日の夜まで鳴らなかったのでしょう。

そしてなぜ、その日の夜に限って鳴ったのでしょうか。

ずっとオンだったのなら、父の入院の日の夜にまず鳴っていたはずで、その次の日からも朝と夜の二回、必ず鳴っていてもおかしくはなかったのに。

誤作動とか偶然とか色々可能性はあるのでしょうが、とにかく不思議な出来事でした。


父は元気です。

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