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選手コラム集⚽

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選手コラムをまとめました ほとんど少量なので時間があるときにでも是非!
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記事一覧

"最高傑作"から"レジェンド"へ 三好康児

【三好康児】

川崎フロンターレサポーターは絶対に知っている名前である。

2017年1月22日。

毎年恒例の新体制発表会見が行われた。

例年に比べ、今年は”家長”という目玉がいるだけにメディアからの注目度も高かった。

注目の背番号発表では、主に7番・8番、そして大久保が昨季まで着けていた”13番”が空席になっていた。

その”13番”の椅子には、川崎フロンターレが育て上げた”最高傑作”が座

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”天才”の現在地 家長昭博 ~優勝を狙い、再び代表へ~

2017年。

かつて”天才”と呼ばれた男は、水色のユニフォームに袖を通すことになった。

絶対的存在の1人である大久保嘉人が2016シーズン限りでの退団が決まり、”席”は空いた。

その席に座るべくして、川崎の地に舞い降りたのは家長だった。

青年期には色々なことを経験した。

G大阪の下部組織からトップチームに昇格し、年代別の日本代表ではU-15からU-22まで選ばれ続け、いうならば「エリート

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大久保嘉人 ~川崎フロンターレでの最後の大仕事~ 【追記あり】

先日、大久保選手のシーズン終了後の移籍が決定的との報道がながれました。新聞やネットなどの情報だけでは信憑性は低いですが、大久保選手が自身の公式ブログに移籍を示唆する内容を書いたことから移籍の話は現実的となりました。

まだ川崎フロンターレにはチャンピオンシップ、天皇杯が残っています。なので、公式に発表されるのは当分先の話だと思います。

個人的には大久保選手の移籍はとても悲しく寂しいものがあります

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新井章太 コラム ~保証がないこの世界で確実にチャンスをものにする男~

今まで書いてきたコラムのなかでも一番文字数の多い約1900文字となっています。

ではどうぞ!

新井章太。数年前までは彼の名前を知っていた人はあまりいないだろう。だが、昨年5月6日ファーストステージ第10節ホーム広島戦で出番が回ってきた。なんとスターティングメンバーに名を連ねたのだ。2013年にトライアウトという形で東京ヴェルディー1969から完全移籍で加入したが2014年も含め2年間まった

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川崎の太陽を越えろ! 大島僚太

このコラムは大島選手が初めて日本代表に選出された時に書いた物です。
サクサクと読めるのでこちらも是非どうぞ!

それでは!

 今季クラブ史上初となる背番号10を背負うことになった小柄なボランチは先日自身初となる日本代表に招集された。   

大島僚太。2011年急遽川崎フロンターレに入団が決まった彼は当時からルーキーとはおもえない技量を兼ね備えスターティングメンバーに割って入れる存在であった

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誰も見たことがない景色へ 大久保嘉人

1年前に書いたコラムです 。
最後の『まだこのチームでやり残してるものがある』のところで今まさにその"やり残してるもの" にあと少しの状況なので昔のファルダから引っ張ってきました。
大久保選手の過去も振り返れる内容なので是非読んでみて下さい。

それではどうぞ!



『2014シーズンは本当に忙しかった。』。大久保はシーズン終了後にこんな一言をつぶやいていた。

大久保嘉人。移籍1年目にし

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1分で読める 小林悠 ミニコラム

15得点。これは川崎フロンターレの今季個人トップの得点数である。本来ならば、チームに1人しかいないはずの記録だが今季は2人いる。大久保嘉人と小林悠だ。
大久保は3年連続得点王として3年間チームのトップでもあり、リーグのトップとして君臨し続けてきた。だが、大久保は今シーズンここまで15得点と従来のようにコンスタントに点を取ることが出来ずに苦しんでいる。そんな中、その悪い流れを小林が払拭してくれた。

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