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認知科学に基づくコーチングとは何か? | 体験セッションのご案内



はじめに

こんにちは、KTと申します。コーチとして活動しており、現在はコーチングをより多くの方々に知っていただくべく、期間限定で体験セッションを提供させていただいております(現在無償提供中)。

コーチングは、みなさんが自身の才能を発見し、人生で本気で成し遂げたいことを決断し、自身至上最高のパフォーマンスで理想の未来を掴み取ることを、強力にサポートします。

コーチは、コーチングを通して、マインドの仕組み・使い方をお伝えしながら、みなさんが人生で本気で成し遂げたいゴールを設定することをサポートし、時にはゴール達成を阻む思考プロセスに介入して正し、そしてみなさんが実現する未来を誰よりも信じることで、ゴール達成を支えます。そしてそれらの手法は、認知科学の体系に裏打ちされています。

ここからは、コーチングに興味を持っていただいている方、これから私のコーチングセッションを受けていただく方に向けて、マインドの基礎知識とコーチングでの使われ方について簡潔にお伝えしています。記事をお読みになっていただき、より興味をもっていただけた方は、最後に連絡フォームを掲載しておりますので、そちらからご連絡をいただけますようお願いいたします。現在、より多くの方にコーチングを知っていただくべく、期間限定で無料体験セッションを提供させていただいております。

ビリーフシステム

人間は、目の当たりにする世の中のすべての事象に対して、無意識に何らかの価値判断・情報処理を行っており(ビリーフ)、その判断基準は個々人で異なっています。例えば、Aさんカップルが破局するという出来事を目の当たりにした際、友人であるBさんは一緒に悲しみ、Aさんのことが前から好きだったCさんはチャンスが来たと喜び、Aさんと単なる知人レベルのDさんは無関心、といったことがあるかもしれません。これらの判断基準に基づき、人間は行動を起しています。個人における、目の当たりにしたすべての事象に対する判断基準の集合体のことをビリーフシステム(自我)と呼んでいます。

コーチングにおいて、クライアントがゴール達成を阻むようなビリーフを持っている場合、コーチは積極的に介入してゴール達成に適したビリーフにしていきます。上述の例をとると、あくまで一例ですが、Aさんと恋愛成就したいCさんが、何らかのコンプレックスによりAさんとは不釣り合いであるとのビリーフを持っていた場合、短所と長所は裏表でむしろアピールポイントになることを腹落ちしてもらう等、ビリーフを変更しCさんがアプローチできるマインドになるまで徹底的に寄り添っていきます。

RASとスコトーマ

個人にとって大切なもの、価値が高いと思うもの、脅威を及ぼすもの、といった重要性の高い情報を取り入れ、重要性の低い情報を遮断する仕組みをRAS(Reticular Activating System、網様体賦活系)といいます。人間社会で生活する中でおびただしい数の情報を、重要なものだけを瞬時に選び抜いて取り入れることで、情報処理がオーバーフローしない仕組みとしても機能しています。
例えば、車を購入した際には道路で自分と同じ車種が目に飛び込んでくるようになる、子供ができると街中で子供が目に飛び込んでくる、子供服や遊び場に関する情報感度が上がることなどが挙げられます。例からも重要と認識される対象は可変であると言えます。
一方で、RASの仕組みにより脳内に取り入れられなかった情報をスコトーマ(心理的盲点)といいます。

RASは情報処理を効率的に機能させる有益なシステムと言える一方で、常にスコトーマを存在させるものと捉えることができます。しかし、コーチングを通して、適切なゴール設定を行いクライアントの重要性を変更することで、これまでスコトーマになっていた情報がRASにより脳内に取り込めるようになり、ゴール達成に向けたクリエイティビティを発揮させることができます。

ゴール設定

ゴール達成に向けてマインドをうまく作用させるためには、3つのポイントを抑えてゴール設定を行う必要があります。

一つ目は、「Want toであること」です。Want toとは、人生を通じて本音でやりたいこと、人生で何度も繰り返しやってしまっているようなこと、親や先生、社会的圧力から禁止されてもやっていたい、行動してしまっているようなことを言います。Want toの対象的な概念として「Have to」があり、これは言葉のとおり、やらされてやっていること、年収や出世などの結果が報酬になっているようなもので、ゴール設定においては徹底的に除外しなければならない要素です。Want toのみで構成されるゴールを設定することが重要です。
やりたいことが中々でてこない、過去をうまく振り返れない、どうしても出世等の結果に目がいってしまう、といった方も少なくないので、コーチはWant toの抽出をサポートすることも多いです。

二つ目は、「現状の外側」にゴールを設定することです。コーチングでは、「現状のままいけば想定され得る未来」については「現状」といいます。
例えば今所属している会社で部長になる、社長になる、といった今の環境で頑張れば到達し得る、そこまでのプロセスが想像できるものは全て「現状」として扱います。「現状の外側」とは、自分が本気でやりたいと思っていて、ワクワクするけれどもその達成方法が思いつかず怖い、現状からかけ離れて高いゴールのことを言います。
クライアントは現状の外側そのものがスコトーマになっており、自分の力だけでは上手くゴール設定をできないこともありますが、コーチの力を借りてゴール設定を行うことができます。ゴール設定が上手くいくとビリーフシステムにおける重要性が変わり、RASの仕組みによりこれまでスコトーマになっていた情報が脳に入るようになり、ゴール達成に向けてクリエイティビティが働くようになります。

三つ目は、「複数領域でゴール設定を行うこと」です。人生を8つの領域(仕事、家族、趣味、人間関係、社会貢献、知性、健康、ファイナンス)に分類し、それぞれの領域でWant toかつ現状の外側のゴールを設定することが望ましいです。人生のあらゆる領域でゴール設定を行うことで、ゴール世界に生きる自分のリアリティ(臨場感)を最大限に高めることができます。これにより、現状よりも未来世界に重要性をずらしていくのです。
例えば仕事のゴールのみを設定しているのと、仕事以外の他領域にもゴールを設定する(健康でいえば睡眠時間やその質・運動習慣、家族の在り方、趣味の時間等それぞれ設定されている)のとでは、圧倒的に後者の方が映像レベルでイメージしやすいですよね。それぞれの領域のゴールが相互作用し、より良いゴールにアップデートされることにも繋がります。

コンフォートゾーン

適切なゴール設定ができると、これまでの重要性が変わり、RASの働きにおりこれまでスコトーマになっていた情報が飛び込んできたり、それに基づいた行動が変わったり、価値観の大きな変化が現れます。

一方で、ゴール設定をして日々を過ごしていると、「やっぱり前の生活の方が自分には合っているのではないか」「こんなゴール自分には達成できないのではないか」などといった気持ちが沸いて、ゴール設定前の自分に戻ろうとすることがあります。このマインドの働きをコンフォートゾーンという言葉を使って説明することができます。

コーチングにおいて、ビリーフシステムやRASの仕組みにより選別された、重要性が高く本人が心地よいと感じる情報の集まりのことをコンフォートゾーンと言います。コンフォートゾーンから外れようとする場合には、強力にそこに押し戻そうとする力が働きます。この押し戻そうとする力はホメオスタシス(恒常性機能)といいます。エアコンが設定温度から室温が上下すると、送風したり停止したりして設定温度に戻そうとするイメージが分かり易いですが、それは意識の世界でも起こっているのです。
つまり、コーチングにおいては、ゴールの世界にコンフォートゾーンをつくり、現状のコンフォートゾーンに引っ越しすること、元の現状に引き戻されないようにすることが重要です。尚、コンフォートゾーンは二つ同時に有することができず、よりリアリティ(臨場感)の高いほうに設定されるという特徴があります。ゴール側にリアリティを産む力になる複数のゴール設定、RASが働いて重要性が変更されるようなWant toで現状の外側のゴール設定を行うことで、新たなコンフォートゾーンに引っ越し・定着する必要があるわけですね。

セルフトーク

新しいコンフォートゾーンに強固に定着させる、現状に引き戻されないようにするために、セルフトークを活用していくという手段があります。

セルフトークとは、脳内で自分自身に語りかける言葉のことで、一日に3万回~5万回ほど発されていると言われています。コーチングの話で言えば、「こんな高いゴール達成できないかもしれない」といったセルフトークが出ている場合はネガティヴなセルフイメージを形成し、現状に引き戻しかねないので、「自分はゴール達成できるに違いない」と心から信じられるようなセルフトークを作り、何度も唱えていくことで、新しいゴール世界に生きるセルフイメージを強固なものにしていく必要があります。コーチはセッションのなかでクライアントを観察し、ネガティヴなセルフトークを発見した場合はゴール達成に必要なセルフトークに書き換えていきます。

エフィカシー

コーチの役割を端的に述べると、クライアントのエフィカシーを最大化させる、ということになります。エフィカシーとは、「ゴール達成の自己能力の自己評価」と定義され、「自分ならやれるに違いない!」という根拠なき自信のようなイメージをすると分かりやすいです。

コーチは、クライアントのエフィカシーの高い領域を探っていきながら、エフィカシーを上げるサポートを行い、現状の外側にゴール設定します。ゴール設定後にも、ゴールのコンフォートゾーンに定着しゴールに走っていけるよう、セルフトークを始めとするさまざまな手段を使い、必要なビリーフに変更していきます。

コーチングセッションを希望される方へ

以上がコーチングを受けていただくにあたっての基本的な概念になりますが、実際にはコーチングの中で必要に応じ、より詳細な知識や新しい概念をお伝えしながら進めていきます。

また、これまでコーチングを行ったクライアント様からいただいた感想の一部を以下記事にて紹介させていただいておりますので、ここからコーチングのイメージを少しでも掴んでいただけると嬉しいです。

コーチングに少しでも興味を持っていただいた方は、お気軽にお問合せください。現在期間限定で無料体験セッションを提供させていただいております。セッションの概要・お問合せ方法は以下をご参照ください。

【無料モニターセッション概要】
受付期間:9月中旬まで(早期に募集締切の可能性ございます)
所要時間:60~90分
実施形式:Zoom (オンライン)
内容:Want to/才能の特定と仕事のゴール設定
申し込み/お問合せ:以下フォームに必要事項を記入の上ご送信ください

ここまでご覧になっていただき有難うございました。
それでは、直接お話できることを楽しみにしております!

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