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私の心はプチパニック(意見の狭間で心が忙しかった日の初恋) 

皆さん、こんにちは。
ryukoです。

外は雨です(笑)


私は小さな頃から女の子と仲良くするのが苦手でした…。
マウントの取り合いをしているような雰囲気が
あまり好きではなかったのです。

皆さんは、どうでしょうか?

私とは反対に異性だから緊張して話せない。
同性だから感情の共有ができる。

そう思う人も少なくないのでは…と思います。

今日はそんな私の淡い初恋の思い出を
少し恥ずかしいですが書いてみます。

私は保育所に入って同性集団(グループ)の
「みんな同じ意見」
「誰かに共感するのが当たり前」
のような雰囲気にうまくついていけませんでした。

おままごとをしても、どうせ「犬」役だし…(笑)
ひどい時にはしゃべれない・動けない・友達が上に重なってくる…
「敷布団」役…(笑)

(余談)
先日、母にこの話をしたら大爆笑だった。
「あんたらしい」だって…
…どうゆうこと??(笑)


一人でブランコや四つ葉探しをしているほうが楽しかったですね。

そのうち、変な妄想をして頭の中で誰かと会話したり
植物に話しかけたり空を飛んでいる空想で心を開放したり…。

心には自由の空間がありました。


…そんな私に声をかけてくれた男の子がいました。
1つ年上のNくん。

時々、一緒に遊んでくれたり
遠足では一緒にお弁当を食べたりしてくれました。

だんだん、心を開いてくるようになると
手をつないだり…(笑)

Nくんとは何でも気楽に話せたこともあり
徐々に仲が深まっていきました。

女の子のグループの中で意見を合わせるようなことをしなくても
自分が思っていることを話しても否定されなかったからです。

たまに

「僕はこう思うからちょっと違うね」

というようなことも言われたけど
すんなり意見の違いを受け止めることが出来たのは
自分のことを理解してくれている存在だと思っていたからでしょう。

ある日、女の子集団の中のボス的存在が

「ryukoちゃんて可愛くない、不細工だよねえ」
     ↑ なんだそれ?

と私に言ったことでみんなから同じようなことを次々に言われ

超孤独感…。

いたたまれない気持ちで
一人ぽつんと泣きながら落ち込んでいた時のこと…。

Nくんがそばに来て

「何があったの?」

…詳細を話すとNくんは泣いている私の隣で
黙って寄り添ってくれました。

そして私が泣き止むと、一呼吸おいて…。

そっと頭をなでてくれたのです。


「ryukoちゃんはこんなに可愛いのにね、みんな知らないんだよ…」

私の顔を覗き込みながら優しく言ってくれたのです。

「…私って、可愛いの?…」


…脳内がプチパニック

自分でも不細工だと自覚していました。
目は一重だし小さいし…鼻はお団子だし…
声も話し方も「可愛くない」ってよく言われるし…

自己肯定感が低い状態が
当たり前の私には

天から急に光が射してきて
まるでその光に胸を射抜かれたような衝撃…。


世の中には、これを可愛いと思う人もいるんだぁ…。
(こういうところ!可愛くない!笑)


しばらくすると…。

《ブワッ!》


心の中のお花畑が咲き乱れます。

背中には白く大きな羽が生え
雲に届きそうなほど高い空を飛んでいます!
(妄想が得意…笑)


(心を少し落ち着かせて…)

Nくんの顔を見ながら

「ありがとう、Nくんがそう思ってくれるだけでいい…」

それだけ言うと
別の涙がポロポロとこぼれました。


2人の間に静かな時間が流れます…。

親にも頭をなでられた記憶はありません。

穏やかな時間を噛みしめていた次の瞬間…。


Nくんが…


《チュッ (*´з`)》


ん??
(。´・ω・)?


いや、子どもでも何となくそんな風になるんですよ!
チューなんて初めて…それもいきなり唇…。

脳内にお花畑が登場する余裕はありませんでした(笑)



…それからは、二人きりになる時間を作っては
隠れてチューをしていました(笑)
結婚の約束までして…。

…(恥ずかしい…)…(笑)


結論、何が言いたかったかというと

多数の意見が正しいこともある。
しかし、時には少数意見の中に
救いの言葉が存在することも
あるということ…。

みんなが敵に思えるとき
その「みんな」ではない人だっているんですよ。

自分は自分でいい。

きっと、認めている存在だってある。

だから人は孤独じゃないのかもしれません(笑)

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