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「本格的ないじめ」への昇格②(サチコは私を選んだ…)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。


いやあ、人生で一番「勝ったこと」
後悔しているジャンケンの続きです。(笑)

当時の私の「声」が誰かに届きますように…。


   劇の「主役・サチコ」に決まった日から
        後悔と焦燥感…。
  セリフも今までで一番多くて覚えるのも大変。
      「ワカメ」や「木」
   「ちょうちょ」より目立っちゃう…。

   教室で一気に「注目」を浴びている。
       悪い意味で…(笑)
 これまた一番「恐怖」なのよ!(空気、怖い!)


      こんな予定じゃなかった!
    「冷やかしの笑いの中」でいい…
     主役として胸の内を表現して
     「満足」したかった…。

        ただ、それだけ…。


   「サチコ」になった次の日の教室は
      …先生にはわからない…
    そんな低温で凍り付いていた。

       男女問わず私を「無視」
      それも全員…。さりげなく…。

   昨日まで「ツルんでいた子たち」までも
       視線すら合わせない…。

 「おはよう」の一言すら出せないクールな空気…。


   Aちゃん…まだ被害者面で慰められている…。


      朝一でAちゃんに謝った。
   (ここが余計なことだったのかも…)

  「ごめんね。
      先生に言って代わってもらおう?」

    「ねえ、それって同情? 
          私、そんなに可哀想?」
 (だったら、可哀想な雰囲気出すんじゃねー!)


        …口調が強い…。

     私の知っているAちゃんは
     どこかに行ってしまったようだ。

   周囲の視線と言葉が集中して私を刺す。

    「主役になったからって
     いい気になって上から目線か!
       Aちゃんに話しかけるな!」

    みたいなことを、口々に言われた…。 
     (ヒエラルキー上層 こわ!)

      黙るしかなかった…。

   
    それから、「無視」される日々…。
    授業でも、手を挙げれなくなった。

      「演劇」の練習では
  セリフがあるので仕方なく、みんなと
       言葉を交わした。

 でも演じることなんて、「到底無理」だった…。

        うつむいて…
 「セリフ」が段々と日を追うごとに出なくなる。


   ある日、練習でうまくセリフも言えず
   演じることも出来ない私に先生が言う。

  「ryukoさん、身が入ってないようですよ?」
       「…すみません…」

    もう、演技の段じゃないくらい
      毎日…「緊張状態」

   その環境…教室も練習も同級生も先生も
     全部から逃げ出したかった。


   すると、すかさずAちゃんが先生に
 「先生!サチコのセリフ、私覚えています!!
          やらせてください!」

    (あー。やれば?どうぞ!
         …とは思えなかった…

  そしてAちゃんは「サチコ」を演じ始めた…。

  …体育館は拍手喝采…。Aちゃん…得意げ…
   ↑ まさに! なんだそれ??? (-ω-)

    「先生、私がサチコをやります!」
        
        Aちゃん乗り気…。
   
   「うん!Aちゃんの方がいいと思う!」
      ↑ ヤジが次々と飛ぶ。

    ああ、どうぞ… 今度こそ思う…。

     「諦めと絶望感と投げやり」
       「全てゴックン…」 


        それでも先生は
   「いいえ。ryukoさんに決まったので
           このままでいきます!」
    (↑ 先生よぉ… もういいよ…)

   「サチコ」の積極的なアプローチなのか… 
       嬉しくなかったが…
     「サチコ」は私を選んだ…(*´Д`)


      悔しそうなAちゃんの顔…。
    みんなの同情を一心に受けて一層
      「被害者」になっている

         あの顔…

    ますます空気が「氷河期」へ
     突入していくのを肌で感じ
   冷たくなった手を自分で握りしめた…。

    皆さんには、わかるでしょうか。


    先生は正しいかもしれないが
    私は教室の隅で大人しくしていた
    穏やかな日々が懐かしかった…。


   家に帰っても一人で声を殺し泣く日々…。
  「辛い」と言ってしまいたい悔しい日々…。

    そんなに主役がやりたかったのか…
      自問するが、もう遅い。


      連日「セリフ」ででも
   言葉を誰とも交わしたくなかった…。
    演技なんて、どうでもよかった…。


   こんな時、皆さんならどうしますか?
    当時の私は、何も出来ないし
空気を壊す「勇気」の在り処も見つからなかった…。

         
        ただ…

【被害者面を引きずっているAちゃんが憎かった】


    これが「本音」でしょうね。
  みんなに無駄にアピールしている感じの
     「はしかいい」こと…。

   なのに…集団にもヒエラルキーにも
  「腹が立つ」のに、立ち向かえない…。

     情けなかったなあ…。
  (今もあんま変わらんかもなあ…笑)


    吐けば、ちと辛い記憶…。
    でも受け止め、前を向いて
    これから生きていく自分の人生を
    「変える」ために
    ここに綴ることを選びます(笑)


   なので、まだまだ吐かせてください!

   ちょっと最後には「大どんでん返し」が
   …すこーしだけ、あるんですよ(笑)


P.S
 今更だが…Aちゃん…
  ほんとに「悪意」が無かったのだろうか…
    ↑ んな、わけ あるか!!(怒)

   【誰か、私と一緒にツッコんで!!!】

  ニックニューサーの「サチコ」という歌…。
  関係ないが、ちょっと思い出した…。(笑)
 

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