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ipe wakayama

アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に住宅を設計していますが、最近は店舗設計の話もよく来ます。

それで思い出したんです。

『ipe wakayama』

このお店というか建物は実家の近所にあるんです。
実家は和歌山県の南の方なんですが、田舎になんだかおしゃれなお店ができた!と実家に帰った時に話題になっていたのを思い出しました。

というわけで、今回この『ipe』について調べてみました。

ipe wakayama とは

ipe wakayama のホームページ

CONCEPT
私たちが目指しているのは、地域の持つ独自食材の良さを
見直し、組み合わせることで生み出され
「ここでしか食べられない」にこだわった食です。
ipe( イペ)は、アイヌ語で「食べる」を表す言葉です。
アイヌ語に触れてみると感じる古き日本の良さや風景から
その名を付けました。思いを馳せると見えてくるその姿が、
今度は「IPE」を通じて過去ではなく
未来の風景に繋がるように。
「食による未来価値の創造」をコンセプトに、ここを訪れる
人が増え、地元の人々の暮らし価値が高まり、
地域の活性化にまで波及することを目指しています。
ipe wakayama のHPより


ホームページを熟読していくと食で地域活性の為に始めた第一号店がこの『ipe wakayam』のようですね。
これから全国に広げていきたいようで、協力会社や店舗をホームページで募っていました。

建物について

もともとあった倉庫を改装しています。
全体を通してみてもそんなにお金がかかっていない工事に思います。
そのまま使えるところは使って、でもお洒落に仕上げているように思いました。

外装はほぼ倉庫のまんまですからね。

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外からみただけじゃお店とは思えない。

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1階に2つの店舗ブースがあって、ひとつはケーキ屋さん、もうひとつはパン屋さんです。
両サイドに見える箱が店舗ブースです。
入口スペースは委託雑貨や食品を販売しています。

2階?ロフト部分?にあがるとイートインスペースがあります。

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内装工事は劇的に何かを変えてるというより、家具や照明を並べただけでお洒落にみえるようにしています。

ロフトから先ほどの2店舗のブースの天井が見えます。
店舗ブースの天井には、店舗スタッフの名前と

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もう片方のブースにはipeのクレジットが印字されています。

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このゴールドの色と印字の組み合わせ可愛いなと思いました。

私の写真以外に全体のインテリアをみたい方はホームページの方でも見てみて下さい。

全体を見て思ったのが、もしかしたらこの倉庫は賃貸でお店が移転したり、さらに改装する場合に工事しやすいようにしているのかな!?と思いました。
とういのも建物の間取りを変えるような改装工事ではなく、建物の中に建物のを作ったり、造作家具も置き家具で撤去しやすくしているのかな?というのが私の感想でした。

この建物から参考にすること

今、私に来ている依頼の中にも賃貸物件を改装して美容室をつくる話があります。
賃貸は返すときに、原状回復という条件がつく場合が多いです。
原状回復とは、借りた時の状況に戻して返すということです。

つまり改装工事をして、さらに返すときに戻す工事の2倍工事費をみておく必要があります。

改装工事→原状回復の期間がどれぐらいになるかはさておき、どちらも費用はお客様の負担になります。

それで今回この『ipe wakayama』から参考にしたいことは

原状回復を前提に最初の改装工事を考えるのはお客様の負担を少しでも減らすことができる!
この建物の様に建物IN建物は現状回復しやすい。
現状の建物を極力活かす。
照明や家具で魅せる。

です。

さいごに

話が変わって…
昨日、耳の後ろが痛くて痛くて・・・
扁桃腺を腫らしてしまう!?もしくは肩こり!?
色々な原因を考えましたが、とにかく今は体調を崩すとややこしいじゃなでいすか。
なので、こじらせるわけにはいかない!!と思いとにかく早く寝ました。
調子が悪い時はとにかく寝るに限る。
朝目覚めると、昨日の痛さはなんだったんだ!?というぐらい回復していました。季節の変り目、寒くなったり暖かくもどったり定まらない時期なので体の適応力が間に合ってない気がします。
体調を崩し切ってしまわないことが大切なので、みなさんも体調を気にして『いってらっしゃい』

私は今日も店舗設計の続きの作業をします。無理しないように『いってきます』

まじめに建築の仕事ネタ書く日もあれば、まったく関係ないことを書く日もあるnoteですが、こんなアラフォー女性建築士を応援してみようかなと思ってくださる方!よかったらスキとフォローよろしくお願いします。
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左巴建築設計事務所 さわ。

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