恐れについての衝撃的な真実!すべての恐れへのシンプルな解除法

私は自分が本当に知りたいと思う概念的理解については短期であきらめず、わかるまで意識内で繰り返しアクセスし続けるという姿勢があって、起きている間にも折を見てそれをするのだが、眠って起きる前にも意図的にそうすることが多々ある。

眠って起きる前というタイミングのメリットは、睡眠状態の延長でまだ意識が別次元に精度の合った余韻を残したまま、起きた後の活動で「私」と捉えている自己の自覚にも同時に足かけできるということだ。
二つの意識状態の「中間」という表現をしてもいいだろう。
このとき私は、自分の中でもっと知りたいこと、理解したいこと、特に存在の普遍の真実に関わるような根源的な内容に関心を向けるようにする。

すると、答えがはっきりとわかることがあって、明瞭な理解を一度でも体験したら、たとえ起きた後にその内容が薄れてしまっても「そのときの感触」を根強く思い出そうとすることで自覚下に取り戻していくことができる。
根気よく確実に「recall」作業をし続けるという必要が生じることもあるが、一度手ごたえを感じているのだから明晰化することは楽しい作業だ。

そのようにして最近は、「恐れ」についての表層の理解ではない深い納得を私は求めて、やはり「眠って、起きる前」に鮮明に会得することができた。
知的な理解ではずっと「そうだろうな」とわかっていたことでも、「実感として本当にわかってしまう」のは衝撃的だった。

こんな単純なことを、私は長年わかっていなかったのだ! と、目が覚める思い。
これがわかっていなかったからこそ、恐れを自覚しても解除できなかったり、恐れと闘ってしまったり(結果として恐れを維持する)ということが可能だったのだ。
もちろん恐れの「内容」に区別なく、すべての恐れに対して同じことが言える……その真実とは!

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