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所作は運動

運動してますか?

「健康って目に見えなくて明確な基準がわからないイメージありますよね。健康は身体、精神、社会的に問題のない状態と言われています。でも、運動してますか?って聞くと運動していますって言う人がなかなかいないんです。2014年くらいにジムをオープンした時に、知人に言われた一言で健康的なライフスタイルって何?っと言われて、一生懸命説明しても理解されなかった思い出があり、最初は悔しい思いをしたこともありました。だからこそ、新潟にもこんな場所があって、ここでしか提案できない健康づくりがあることを知ってほしいと創設した「SACO WORKOUT WELL」。ここには、噂を聞きつけて集まってくれた健康づくりに前向きなお客様が沢山通っていただいております。そんな私の大好きな街から運動や食事を通じて、新潟という地域の素晴らしさを知ってほしいという思いは、昔からずっとあります」


クラシックと、モダンの融合

「身体評価って経験や目線で人によってダイレクトに変化が出る。私たちは創業以来、評価に対する提案として、【テクノロジーの活用】を中心に話をしていました。トレーナーの文化である身体評価を、人の目線ではなく画像解析システムを活用し提案するようになりました。身体評価はトレーナーなら誰もが知っている古くから伝わる伝統的な測定方法が数多くあります。しかし、人によって誤差が出ることも想像がつきます。人ならではであるホスピタリティは大切にして、評価や測定をテクノロジーに変えることで、より視覚的に言語化できるようになりました。画像解析というモダンな考えと、カウンセリングや提案する際のクラッシックな評価方法の両方から提案できるように幅が広がりましたね」


運動を楽しむ

「私たちが提案するのは発酵食のような洗礼されていく熟練度を積んだ所作の運動。もはや誰もが知っている、スクワットも腕立て伏せもただやるのではなく、どこをどう動かしているかが大切。日常の何気ない動作も綺麗な所作に変えることで運動へと変わります。どうしても着替えて、よし!運動するぞ!っていう用意と気持ちは手間もかかるし、合理性を考えると普段の所作が綺麗になる方がよっぽど楽で現実的なんです。お客様の20年後30年後を考えると、かっこいいカラダっていうよりは、綺麗な動作や所作がそのままかっこいいと感じること。それは古き良き日本の茶道や華道にも通づると思います。だから、トレーニングというよりは鍛錬なんです。基本動作を繰り返して磨き上げるという考え方の方が、現代人に必要な運動だと思います。これからも新潟から健康づくりを発信する者として、新潟の土地や気候、食事を楽しむように運動を楽しむ姿勢であるイズムは継承していきたいですね」



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