投資でビギナーズラックは再現できるか?
あなたは地獄の入り口に手を突っ込んだことがありますか?
私はあります。しかも2度ほど。
といっても、これはもちろん投資の話です。しかも、ごく少額で子どもの遊びに毛が生えた程度のこと。ただ、イロハも踏まえず、とりあえず参戦したら、実はタイミング的に「地獄」だった、という内容です。
1度目は十数年前に会社の勧めで、確定拠出年金をはじめたとき。とりあえず日本企業に勤めているからと、日本株のアクティブファンドに突っ込んだのです。ただ、その頃は失われた30年のなかでも最底辺の時期。日経平均も1万円を割っていたんですよね。
2度目は約1年半前、暗号資産(仮想通貨)をはじめたとき。これも「ちょっとやってみたい」以上の思惑はなく、失っても痛くない程度をビットコインとイーサリアムに注ぎ込んだのです。実はそのときもコロナ禍の狂騒が止みきったあと、まさに奈落の底でした。
いまからすると大英断。というか、完全なるビギナーズラックでしょう。
どちらもしばらく長い間、「全然増えないな。てか、むしろ減っているじゃん」という状態が続きました。そこをホールドしきった己を褒めてやりたいくらいです。
さて、そんな拙い成功体験を持つ私。いま「中国株」が気になって仕方ありません。
御存知の通り、いま中国の経済状況は不動産不況で最悪の状態。でも、投資の基本は「誰も買わないようなときに買え」です。世界有数の巨大市場を持つ中国なら、きっとそのうち返り咲けるはず。少しだけなら、分散投資としても理にかなっているでしょう。
ただ、この発想自体、すでにビギナーズの域を超え、欲にまみれているんですよね……。
※投資はご自身の判断で行ってください。
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