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オートファジーを2カ月続けた結果

今月のさえやま。#2にも記しましたが、オートファジーをはじめました。
ちょうど2カ月くらいでしょうか。
今回はその経過を記したいと思います。


きっかけは、ひざの痛み。


ここ半年の間に、右ひざが痛くなりどうにも悩んでいました。
私は立ち仕事で、重い物を持つこともしばしば。
このままでは仕事ができなくなってしまうばかりか、普段の生活、家事や外出、旅行などにも影響してくるのではと思い、まずできることとしてひざにかかる負荷を軽くする必要があると思いました。

私はコロナが始まって最初の緊急事態宣言中に目に見えて太りました。
仕事が自宅待機になり、毎日の運動量が減りました。
でも食べる量は変わらないどころか、持て余した時間、なにかしら食べてしまっていました。太って当然ですね。

まずはその分の体重を減らし、体形を最低でも元に戻すこと。
これがミッションです。

痩せない言い訳だらけ

体重を減らすために、極端とも思える手段に出る人がいます。
私がそれは不健康だろうと思っていたのは、”夕飯を抜く”ということ。
たしかに一時的には痩せるけど、食べるのが大好きなので一日を締めくくる夕飯を食べないことの悲しさ、おなかがすいて眠れないのではという謎の心配にとらわれていました。
それに、痩せる目的のためだけに夕飯を抜くのもなぁと。
でもいつも通りの生活では瘦せなさそう。
パーソナルジムなどに通うのも考えましたが費用が膨大。それに辞めたらリバウンドして元に戻っている友人を見ていたので、その友人よりものぐさな私には不相応だと思いました。
・・・ここまで書いていて気づいたのですが、ダイエットをしない言い訳をしすぎですね!
潔く夕飯を抜いている人やジムに通っている人の方がよほど立派です。
しのごの言わず痩せろ私。
そんな痩せたいんだか痩せたくないんだかよくわからない私でも続けやすく、費用もそこまでかからない、そしてあわよくば痩せるだけではなく健康になれる方法はないものか。
そこで知るととなるのが、オートファジーです。

救世主・オートファジー現る

オートファジーとは、一日に、空腹(物を食べない)時間を16時間設けること。
人間の体は10時間食べない状態が続くと、脂肪を燃やし始めると言われています。
そしてさらに16時間食べない状態が続くと、体内の老廃物を燃料にしはじめるのだそうです。
ざっくりいうとそんな感じなのですが、人一倍食べることに執念を燃やす私に、16時間も食べないなんてことができるでしょうか。
そんな私と同じく、おなかが空くことを心配している方に朗報です。

16時間の中に睡眠時間を組み込んでOK!

私の場合、仕事の日のランチタイムが、だいたい13時~15時の間。
仕事を終えて帰宅するのが20時~21時頃。
夕飯を21時~22時までに終えたら、翌日の朝食は食べない。
つまり、夕食後から翌日のランチまで16時間開けていることになります。

開けている16時間のうち、8時間くらいは寝ている時間なので、気持ち的には寝る時間の前後4時間ほど食べなければいいだけなのです。

朝食を抜いたらふらふらして、立ち仕事なんてできないのでは・・・?と漠然と不安に思っていたのですが、痩せるだけでなく体の老廃物が燃焼されていると思うとへっちゃらになってしまう単純な私。
たしかにおなかは空きますが、なんとなく体が軽く感じられました。
それに、朝食を抜くと、朝のバタバタの中で朝食を用意する必要がなく、時間に余裕ができました。
以前は朝食のために用意していたパンやごはんなどの食材を準備することもなくなり、経済的にも少しばかりではありますが節約になりました。

16時間あけていればカロリーを気にせず何を食べても良いので、大好きなパスタやラーメンも躊躇せず食べることができます。

結果

オートファジーをはじめて10日くらいで、体重が3㎏減りました。
普段着ている洋服や下着が、少しゆるく感じられました。
これは、自分だけが気づくくらいの小さな変化でした。
現に、いつも会う人に「やせた?」なんて言われませんでした。

その後、4週間ほどは体重は横ばい。体型も特に変わらず。
出かけた時や、記念日の食事などがあるときはオートファジーせず、好きなものを好きなだけ食べました。

2カ月(およそ)続けた結果、今までぱんぱんだった洋服がゆるく感じられるようになりました。
コロナ太りで履けなくなったスカートは、余裕でホックがしめられるようになり、またお気に入りの服を着ることができました。
周りの人に「ちょっとすっきりした?」と言われるようになりました。

例のひざの痛みも、徐々に落ち着いてきました。
イメージですが、からだのエネルギーが、消化からダメージや疲労の修復に使われているようなかんじでしょうか。

さらに嬉しいのは、肌つやが良くなったこと。
肌荒れが起きにくくなり、きめが整って、触り心地が格段に良くなりました。
腸内環境と美容は密接に関係していますが、腸を休めていることが美肌に関係しているのかも。

まとめ

身体のどこかの痛みを気にしなくていいって、幸せですね。
人間というのは本当に、痛い目を見てはじめて自分は幸せだったと気づくんですね。

様々な病気や老化の予防となるオートファジーは、人生100年時代に、長く健康で生きるカギになるかもしれません。

さらに体重の減少を目指すなら、摂取カロリーを抑えることとストレッチや運動をすることが効果的だそうです。
もっと慣れてきたら、オートファジーを加速させてみたいと思います。

これからも続けていくので、また経過を報告する機会を設けたいと思います。

ではまた。

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