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ベトナムでも「出る杭は打たれる」

日本人とベトナム人は国民性が似ていると思うことがよくあるのだが、その中の一つが横並び体質だと思う。
皆、周りを見回して、自らの行動を決める。一人だけ他と変わったことをしない、させないのはよく似ていると思う。
日本もベトナムも「村の衆」の意識が根底にあるからだ。

今月5月初めにベトナムの政治の世界で起こったある大事件にそういうベトナム人気質を感じた。
一般市民に絶大な人気のあった元ホーチミン市党書記ディン・ラ・タン氏の解任劇がそれだ。
一般的には、党内の権力闘争の結果と見られていて、そうした要素が大きいだろうことは否定できないが、それだけではないだろうというのが私の見方だ。
繊維業界紙「繊維ニュース」に連載しているコラムでこのことに触れてみた。
興味ある方は読んで見てほしい。

秋利美記雄のインドシナ見聞録(38)/「出る杭は打たれる」

習得困難な #ベトナム語 を巧みに操り交渉事を纏める「ベトナムの達人」#サイゴン 在住23年を経て2018年から #ハノイ 住まい。本業は #アパレル #生産#ベトナム の今を呟く。