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飲み会へは自分のバイクで。

■特別消費税の税収減少。
・最近のベトナムNEWS(2023年11月15日付)、「ホーチミン市税務局発表、不況と厳罰化が原因、2023年1月ー10月期の酒/タバコ税収減少で1048億円(対予算70%/前年比86%)に留まる」。
・「交通警察によるアルコール検査の強化と飲酒運転に対する厳しい罰則適用がビールや酒の消費減少に影響し、アルコール関連商品の売上にも直接的な影響を与えている」と言われる。

■ベトナムにもある代行サービス。
・「ビールと酒の税収は特別消費税の約46%を占めている」ため上述の数字の通り税収減少のインパクトは大きい。
・ビールやお酒とセットで好まれる嗜好品のタバコ、その販売数量も同様に減少するため人々の健康面に視点をフォーカスすれば悪いニュースではないだろう。
・あるベトナム人仲間は代行サービスを利用して会食などには車で参加している。最近では多くのベトナム人は「飲むなら運転しない」という事を大分意識し始めるものの代行サービスを利用する層はまだまだ少ない。

■飲食店前、多数のバイクが駐輪。
・しかし、バイク文化であるベトナムの景色を一朝一夕でガラリと変えることは不可能だ。
・私は仕事が終わり帰路につく頃、途中多くのビール屋、レストランを通り過ぎるのだが飲食店の目の前にはこれまで通りバイクがズラリと駐輪されている。その数だけビールを飲み食事を楽しむ人たちで店内は溢れる。そんな景色がそこら中にあるのだ。
・飲酒運転を取り締まる交通警察の数より、バイクで飲みに行く人々の数の方が多すぎて、取締りの仕組みを変えない限り現状は続くだろう。
・交通警察に停止を命ぜられたバイク、その運転手は顔が真っ赤で明らかにお酒を飲んだ表情で弁解の余地はないだろう、時にそんなシーンに出くわす頻度は少なくないのだ。

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