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心をニュートラルにすれば。

■ベトナム電子ウォレット市場。
・最近のニュース(2024年2月28日付)、「ベトナム電子ウォレット市場は毎年2桁の成長率、23年末時点3600万口座、24年末迄5000万口座を見込む」。
・ベトナムの電子ウォレット市場は非常に活発で主要ブランドの大半が資金を投資してユーザーの獲得競争を行う。
・「2018年から2023年にかけて電子ウォレットを通じた取引数と価値が毎年2桁の成長率を記録し、年間成長率はそれぞれ80.4%と83.5%に達している」。

■スマホの成長率に起因。
・成長率は「スマートフォンの普及率が高く、デジタル決済への積極的な参加が要因」と言われる。
・ちなみにスマートフォンの普及率は「2022年普及率で約73.5%、7250万人に達した。2025年8220万人の到達見込み」となる。
・ベトナム国家銀行より「2023年1月から11月、モバイル決済を通じた取引は約7億1300万回に達し、数量で約61.1%、価値で約11.7%の増加を記録した」。
・2022年のデータでは「ベトナムは東南アジアで3番目に多い電子ウォレット数を持つ国となり、インドネシアとフィリピンに次いでいる」。

■実戦で覚える。
・市場は数少ない電子ウォレット運営企業大手『Momo』、『Shopee Pay』、『VNPay』が圧倒的なシェアを誇り、現在はより多くの顧客獲得のため魅力的なプロモーション、オファー、割引クーポンを展開し、これが企業にとって大きな費用負担となる。
・将来的には「プロモーションによる競争から技術、エコシステムの包括性、顧客体験、および追加の金融サービスを通じた収益の多様化へと市場の競争が移行する」事が予測される。
・余談、今では私も『Momo』を利用し毎月の公共料金の支払いをサクッと済まし、カフェでの支払いをチャチャっと終える。しかし、これを利用し慣れるまでは、有難い事にベトナム人のレクチャーを受けながら、店舗レジ近くで操作方法を教えてもらいながら、実戦で覚える事が出来た。
・ベトナムは若い人口が多く、ベトナムに来た当初から今日迄を振返れば、随分と若い世代に色々な事を教えてもらっている事に改めて気づかされる。自分の枠に凝り固まれば世界は同じ景色に見えるかもしれない、しかし少しだけ心をニュートラルに出来たなら、きっと目の前の景色は様変わりして映るのだろう。

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