見出し画像

泣き虫の笑顔


ケーキ屋の扉を開けて
泣きながら入る女性
しくしくと涙を拭いながら
ひとつのケーキを選ぶ

何があったのか
どんな思いが彼女の心を 揺さぶったのか

ケーキの甘い香りが
彼女の心を包み込む
少しでも安らぎを与える

そして、彼女は再び 外の世界へと歩みを進める
泣き虫の心に ほんの少しの笑顔を届けて

〇と△シリーズ

好きな言葉をお題として組み合わせ詩を作る
今日は
泣き虫 × 笑顔

20歳ころ働いていた会社のアラフォーの女性は
田舎だけどいつも素敵な身だしなみで
バリバリ働いていました
独身で、人生を満喫していました

ちょっとヒステリックだったけど。
いまでは私がその人と同じ年齢になっちゃいました。
20年たっても忘れられない話です。

この詩はその彼女の話を元に作りました。
詩の中では

しくしく泣きながらケーキ屋さんへ入る女性
ケーキを一つ選ぶ

それをみたケーキ屋さんは
甘いケーキでその悲しみが消えますようにと
彼女にエールを送る

こんなストーリーですね。

実際は、ケーキが食べたくなった女性が
一人散歩の途中でコンタクトに異物が入りました
止まらない涙(ハードタイプね)
意志と反する涙
でもケーキが食べたい
仕方なく泣きながら入る
食べたかったケーキを頼む

情景がわかるとまた違った話になりますが、
どうか美しい詩のままでこころにおさめてください


さぁまた明日も素敵な一日になりますように

儚く美しい詩や物語が好きです★また明日も頑張ろって思えるようなものご用意しています♡ぜひご覧ください。いっしょに素敵な世界線へまいりましょう。