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温室育ちの未来

「みんな仲良く」

「みんな平等」

「みんな公平に」

小さい頃から教わってきた当たり前の事だけど、大人になるにつれ現実を知り、時に身をもって体験する事もある。

人一倍努力して「みんな」から抜きん出る事よりも、せーので一斉に歩み、1番2番といったランキングより、頑張った過程を重視する。そんな風潮が果たして正解なのかどうか。

祖父母や曾祖父母が生きた時代の日本のエネルギーは凄まじかった。敗戦の焼け野原から10年ほどで復興を成し遂げ、日本は高度成長期へ。

毎年10%近い経済成長を叩き出し、敗戦国だった小さな島国は、世界第二の経済大国となった。科学技術においてもアメリカと1、2を争うほどに。不屈の精神と勤勉な国民性を持ってのし上がっていく様は脱帽ものだった。

が、しかし。

一億総中流からの格差社会

正規雇用と非正規雇用

就職氷河期

ワーキングプア

etc…

日本における貧困率はじわじわと右肩上がりに推移しており、地域における所得格差に教育格差、企業や産業における格差も著しい。

右を向いても左を向いても、○○格差がそこらじゅうに転がっている。

国内に限ったことではない。

世界から見た日本はどうだろう?

伝統的な格式や文化が称賛される一方で、経済大国のトップを走っていたのは今や過去のこと。為替レート(米ドル)で換算した日本の名目GDPの規模は、2010年以降、米国、中国に次ぐ第3位である。国の平均的な豊かさを表す一人当たりGDPに至っては、2020年は世界第30位。GDPの順位と大きな差がある状態。

日本は豊かな国なんだろうか?

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少子化の進む日本では、子どもは生まれた時から手厚くケアされる。豊かな国だからこそ成せることではあるが、温室でぬくぬくと育ったその先に明るい未来が保証されるわけでは無い。

かつてのハングリー精神がもたらした今が、未来永劫続くわけもない。


社会には常に競争原理が働いている。
今の若者たちが、世界で対等に戦うためには、そろそろ大きく方向転換すべき時期なのでは。

思い描いた未来はここにあるのか。
少なくとも、学歴社会や氷河期でもがき努力した時間は報われていると言える。安易な選択肢を繰り返していれば、思い描いた未来とは程遠いものだったかもしれない。

子どもはあっという間に成長する。
身長も体重もそろそろ抜かれそう。
そんな事を思った6月最後の日曜日でした。

視野は常に広くありたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。🛩



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