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ドスコイスパイ大作戦

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物語の主人公は、モンゴル出身の力士:蒙古龍。 実は彼、力士の他にもう一つの顔が・・・それは「スパイ」! 怪しまれずに日本に馴染み、そして滞在する策として力士になった 「ドスコイス… もっと読む
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記事一覧

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#15」

第15話「罠」 仕掛けられた爆弾の位置は分かった。 あとは黒幕を捕まえて、爆破を阻止する…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#14」

第14話「黒幕の正体」 朝6時――― 今日も日の出とともに1日が始まった。 しかし、蒙古龍…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#13」

第13話「破壊レーザー」 黒豹丸の怪力でどうにかエレベーターから脱出した2人。 しかし、…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#12」

第12話「再会」 DNAナビゲーターに導かれ、黒豹丸の居場所を探す蒙古龍。 ん、次は左か。 …

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#11」

第11話「黒豹丸は・・」 そ・い・つ・が・す・ぱ・い 暗号が指し示す「そいつ」とは誰だ?…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#10」

第10話「ソラマチ」 黒豹丸からのLINEがようやく届いた。 相変わらずの“張り手”の暗号。 …

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#9」

第9話「業平橋」 初めての任務を翌日に控え、蒙古龍は虚空を見つめながら自らの髷を触っていた。 これは蒙古龍がスパイのイメトレをするときのクセなのだ。 力士の髷には女性は触れてはいけない。 どうやら勝負運が落ちるかららしい。 しかし、自他共に認める女性好きの蒙古龍は、コンパでしばしば女性に内緒で髷を触らせる。 「ホントは触らせちゃいけないんだけど、君だけだよ」 そう囁いて相手に特別感を植え付ける手口だ。 蒙古龍がイメトレ中に髷を触るのは、女性に触られた感覚を思い起こすこ

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#8」

第8話「警告」 「はじめまして!料理のお手伝いをしている、ラムジンです!」 ラムジンと…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#7」

第7話「謎のインド人」 黒豹丸との暗号の応酬、いや、猛稽古を終えた蒙古龍。 ちゃんこをつ…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#6」

第6話「暗号」 パチンパチチ、パチン、パチチ “これは暗号だ!“ 蒙古龍はハッとして、黒…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#5」

第5話「スパイアイテム」 6階の廊下を進みながら耳を澄ますが、これといった音は聞こえてこ…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#3」

第3話「変装」 蒙古龍は飛び起きた。 百キロを優に超える典型的なちゃんこ体型だが、文字通…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#2」

第2話「初指令」 ちゃんこをつつく箸を止め、LINEをチラ見した蒙古龍が心の中でつぶやく…

リレーストーリー「どすこいスパイ大作戦#1」

第1話「パラドックス」 朝6時、今日も日の出とともに1日が始まった…。 「福錦!腰が高い!もっと重心を低く!」 「土佐嵐!休んでないで四股を踏め!」 朝から激しい熱気。 そう、ここは“大相撲の聖地”両国に部屋を構える「花(はな)砂(さご)部屋」。 “土俵の鬼”と呼ばれた元横綱、富士乃湖が親方を務める相撲界の名門。 「よい!いい相撲だ!その調子で押し込んでいけ!」 怒号から一転、厳しい指導で有名な親方が笑みを見せる。 その力士は幕下のホープで、“富士乃海2