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骨折してちょっとだけ良かったこともある

私がフォローしている方が入院しておられます。
私も2022年の1月7日から2月9日まで、約1か月入院していました。
あれから2年が経ちました。

というわけで私は腕の骨折と手術を経験しました。
膝のお皿に入った縦三本のヒビは放置して自然に治るだろうとのことでした。
えーん放置とは残酷です。

腕の手術もリハビリも辛かったけれど、コロナ禍で全く面会ができないのが一番辛かったです。

歩くのが辛いのでトイレが楽に行けるようにと個室にしたために、一人ぼっちの毎日でした。

病院では土日はリハビリがないので、とにかく暇です。
唯一の楽しみは院内にあるセブンイレブンに行くことでした。
ゆっくりゆっくり歩いて行きます。

お菓子やスイーツを買ってきて、ティーパックの紅茶を入れます。
フェイラーのハンカチをランチョマット代わりにして1人優雅に病室カフェを開きます。


どこでも楽しむ気持ちだけはありました。
本を読みながらのんびり過ごす週末でした。

ちょうど雪の季節。
外の雪を窓から眺めて、暖房の効いた病室で暖かく過ごしていました。
一人ぼっちだけど自由な時間。
一人ぼっちだけど暖かな部屋。
今ではこれもいい思い出です。

入院より退院してからが大変でした。
我が家はエレベーターのないマンションです。
階段の昇り降り、特に降りるのが最悪でした。
痛くて痛くて出かけずに引きこもりたかったです。

腕の骨折の痛みもありましたが、とにかく歩くほうが苦労しました。

1か月の入院によってもともとない筋肉がさらに減ってしまい、細い足はさらに細くなりました。
まだ若い?からと足のリハビリはなかったのです。
病院内を歩けと言われてもなかなか歩けませんでした。痛くて・・・


最初は痛くてストレッチもなかなかできない状態でした。少しづつ努力して散歩をしたりしながら筋力の回復に努めました。

もともと体を動かすのが苦手な私です。
今回の骨折がなければ、散歩も行かないしストレッチもしないダラダラした不健康なシニアになっていたと思います。

骨折のお陰で身体に意識を向けざるを得ませんでした。
散歩の楽しさにも出会えました。
なんとかストレッチも続けています。
病院のように早寝早起きが習慣になりました。


痛いし、辛いし、淋しかったけれど考えてみたらちょっとだけ良い事もあったようですね。

私にあの骨折という体験は必要だったんだなと思います。
でもできればもう入院はしたくないですけどね。
支えてくれた夫や病院の皆さんに感謝です。


入院されているあなたへ。
1日も早く元気に退院されることお祈りいたします。

私のように後からでも気づく良かったことが1つでもあるといいですね。

どうぞご自愛くださいませ。















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