見出し画像

お母さんをいつも頑張っているあなたへ/「母力」とは?見える化で見つけられるもの

母力とは?


今日のテーマは、
「母力(ははりょく)」

これはちゃんとした専門用語ではない。
造語である。
健診後のカンファレンスや、
スタッフミーティングの場で、
時々私が使うワードだ。

ざっくり言うと、母としてのスキル、
パフォーマンスのこと。

世の中で、主に母親が担い、
担うことを期待されているもの。
その一口では語れない、
複雑かつ多面的なニュアンスを表現する
適当な言葉が見つからず、
「母力(ははりょく)…みたいなもの」と
苦し紛れに絞り出したものを便宜上、
使うようになって以来、
私の職場という狭い範囲内では通じるワードになっている。

その多面性はというと、
たとえば、オムツ替えの手際の良さといった
手技的なことから、フットワーク、
さらには愛情深さや適切な関わりといった
内面的なものまでも含まれる。

母性とも違う、言ってみれば、
母に求められる役割をこなす総合的な力
イメージしてほしい。

正式な用語ではないが、
現場では通用する「母力」について、
今回、整理して考えてみたい。

見える化してみたら


「母力」を構成するメインの要素を、
現場の肌感覚で抽出すると、次の6つになる。

「手技」「フットワーク」「アンテナ・関心」
「情緒的なかかわり」「コミュニケーション力」「情報収集力」。


これをよりわかりやすく見える化してみよう。

育児と仕事でキャパオーバー気味だった、
2013年の私を例にとって、
レーダーチャート(5段階評価)で表すとこんなかたち。

のびしろ丸の母力(2013)


それって、思い込み?


↑あくまでも自己評価。
こうしてみてみると、
やはり、得手不得手がはっきり見える。

子どもへのアンテナや関心は高いものの、
器用さが今ひとつなため、
情報収集やその整理が追いつかず、
余計に疲弊していた
当時の自分が目に浮かぶ。

とはいえ、できないままでいると、
母として足りない分だけ
子どもに迷惑がかかる、
そんな思いこみがどこか根っこの方にあって、
それで奮起していたところがあった。
知らず知らず、力んでいた。

でも、今になって思う。
そもそも、オールマイティな、
できる母になって欲しいと、
子どもたちは一度だって頼んだだろうか?

子どものために、そうしなければいけない
という思い込み(コアビリーフ)
に、
自分自身が勝手に縛られていただけではないだろうか。

コアビリーフをみつけたら

以前、#「自己紹介」の中で、
子育てのこうあるべきから解放されてほしい
と書いたことがあった。


母力を見える化すると見つけられるもの。
それは、弱さではなくて、コアビリーフ。

ここがしんどい、苦手と感じるところが、
無理しているところ。
そこは一人で頑張らず、
分散したり。
相談したり。
時々は休んだり。

そして、見つけたコアビリーフを手放してみる

いかに任せるか。
いかに手放すか。

子育てには引き算も大事、だよね。



最後までお読みいただきましてありがとうございます!
2023年が、皆様にとってよい1年になりますように✨

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?