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ロンドンで妊婦① 病院選び

ロンドンでの妊婦記録。妊娠検査薬で陽性が出たあとは、病院の予約ですね。

妊婦健診もイギリスの医療の大別として、NHS(国営医療)かプライベートか、を選択する必要があります。

前の記事でも触れた通りですが、

NHSは、国民皆保険の保険料を納めている代わりに、医療サービスを無料もしくは格安で受けられるもので、妊娠出産子供に関しては、全て完全無料です。これはイギリス国民や永住者だけでなく日本からの駐在であっても、ビザ取得の際に保険料をたんまり払っていますので、利用できます。言語に不安がある場合は、受診時に通訳をつけてもらうことも無料です。(出産時はなし、必要ある場合のみ電話ごしに通訳してくれる。)

その代わり、エコー検査の回数が日本に比べると少なかったり、待ち時間が長かったり、検査項目が日本より少なかったり、無痛分娩を希望していたのに人手不足で急遽できなかったり、なんていうこともあるわけです。また会う医師/助産師は、その時々にその場にいる人という感じで、診察の度に違うと思います。

私立病院は、高額な代わりに、望む医療を確実に受けることができ、ロブスターにシャンパン、アフタヌーンティーが出たりします。また医師/助産師を自分で選んで、その人に継続してみてもらうことができます。高額な給料が支払われるので、ベテランの腕の確かな先生がいらっしゃるようです。

NHSだと完全0円!

私立病院だと最低1万ポンド(180万円)~で、入院期間や無痛分娩・通訳等のオプションで加算されていく感じです。

極端ですよね!!!駐在の場合は、会社からの補助がある場合が多いので、そのあたりを勘案して決めることになるでしょうか。

私はNHSを選択しました。理由としては、このあたりです↓

・会社の補助が全額ではなく自己負担割合がある
・無料の選択肢があるのに会社に払わせるのが申し訳ない気もする
・ある程度の不便などは気にしないで乗り切れるタイプ
・私立病院でもNICUはあるが、母体に危険が及んだりした場合はNHSへ搬送されるらしい

(ただし後述のportlandもst mary's lindoも、NHSへの搬送はかならスムーズらしいと聞きますが)

まわりの日本人駐在さんだと、NHSが3割、プライベート7割くらいに思えます。

ロンドンのプライベート出産の有名どころは、

◆Portland hospital (W1W 5AH)
リージェンツ・パークの南東あたりにあり、ヴィクトリア ベッカムや、メーガン妃が出産したと言われているところです。

↓公式HP↓

↓ゴシップ記事(笑)↓

◆St Mary's hospital Lindo wing(W2 1NY)
Paddington駅近くで、キャサリン妃が出産されたところです。出産数時間後にワンピース姿で、病院の入口で報道陣に写真を撮らせていたのが有名ですね。

↓公式HP↓

↓ゴシップ記事(笑)↓


なおロンドンの日系プライベート病院で出産までできる所はないのですが、妊婦中期までの健診は日系病院で日本人医師に見てもらい、妊娠後期になってから、上記のようなプライベートの産科病院に移ることも可能です。というか、日本人駐在でプライベート選択の方はみなさん、そのルートという感じがします。

◆ジャパングリーンメディカル レディースクリニック(W3 9QN)
日本人学校もあるActon地区で、日本人産婦人科医が3名常駐のようです。

長くなってきたので、NHSの場合の個別の病院の選び方については、次の記事へ!

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