見出し画像

(参考)労働生産性指標

企業レベルで労働生産性を計測するために多くの共通の指標が使用される。これらの指標については、企業の効率性や競争力を評価するために重要となるが、備忘録としてまとめてみる。

主な指標は以下のようになる。

労働者一人当たりの生産量
これは企業が生産する商品やサービスの量を従業員の数で割ったもの。これにより、個々の労働者がどれだけの生産を担っているかがわかる。

労働時間当たりの生産量
これは総生産量を総労働時間で割ったもの。時間当たりの労働効率を示す。

総要素生産性(Total Factor Productivity, TFP)
これは、生産に投入されるすべての要素(労働、資本、技術など)に対する出力の比率。TFPは、単に労働や資本の増加だけでなく、技術進歩や効率改善を反映する。

付加価値当たりの労働時間
これは企業が生み出す付加価値を総労働時間で割ったもの。労働の付加価値の創出能力を示す。

売上高当たりの従業員数
これは売上高を従業員数で割ったもの。従業員一人当たりの売上高の生産性を示す。

これらの指標は、国や産業によって異なる場合がある。一般的には国際的に広く使用されている。これらの指標が、企業が自身のパフォーマンスをベンチマークし、改善策を立てるための基礎となる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?