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文章術のエッセンスが凝縮された本

本記事は、私の中で心に残ったポイントをまとめたものです。
ご紹介する本の正確な内容や要約については、本書や要約サービス等をご参照ください。

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 
藤𠮷 豊 (著), 小川 真理子 (著)

本書を読んだ理由

以前ご紹介した本の中でお薦めされていたため、読みました。

文章の書き方のエッセンスを凝縮した本です。

一読して内容を把握した上で、辞書代わりに定期的に確認するのが良いのではないかと思いました。

電子書籍で読みましたが、紙の本で改めて購入することを考えています。

心に残ったポイント

・正確にわかりやすく書かれていないと相手に伝わらない。美しさよりも、文章の歯切れの良さよりも正確さ、わかりやすさが重視される。
・書き手が内容を理解していない場合、読み手に理解させる文章は書けない。難しいことをわかりやすい表現にするなどして書けるのは、書き手自身が深く理解しているから
・名文を読むメリットは以下の3つ。
①語彙を増やせる②言葉遣いを学べる③文章のリズムを身に付けられる。
自分が少し難しいと感じる本に挑戦していくことで、文章力が養われる
・文章術を身に付けたいのであれば、多読よりもむしろ優れた文章が書かれた本を繰り返し読み、自分の中に取り込んでいく方が効果的。
・何度も何度もテキストを読むこと、そのテキストを好きになろうと努力すること、読みながら疑問点をリストアップすること(村上春樹)
・辞書を横に置く。類語辞典は便利。
・書き出しは大事だが、書き出しがなかなか書けない場合には、気楽に書いて後で書き出しを付け足すのが良い。
身近な一人を想定して書く
・読み手の存在を意識する。
・「は」は既にわかっていること(既知)、「が」はわかっていないこと(未知)に使う。
・お手本とする文章を読んでいるときに、著者の考えや思想が自分の中に入ってくる。
・キーボードでお手本を入力するときは、頭の中に入れることを意識して考えながら打つ。
案ずるより書くは優しい。
自分にしか書けないことを書くコツは、自分が何をしてきたか思い出すこと。自分の体験が自分の独自性につながることが多い。
・自慢話はしない。読み手は失敗体験に共感を覚える。
・言葉は身の文(言葉は書き手の人柄、品位、心の様子、生活をあらわす)→文は人なり

今後に生かすこと

文章の書き方に関する本は、様々な著者が書いており、本書で紹介されている本の中には、私が読んだことがある本も紹介されていました。
ここまで幅広く様々な本を紹介している作品は他にはないのではないかと思いました。  

LINEやメール、仕事上の報告書や企画書等、文章を書く機会は日々溢れてます。
文章を書くことは誰でもできますが、分かりやすい文章を書くのは想像以上に難しいことだと思っています。
文章を分かりやすく書き、人に正しく自分の考えを伝えることができれば、仕事上の評価が上がるだけでなく、人間関係も円滑になり、人生を大きく変えるのではないかと感じました。

とにかく実践あるのみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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