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思春期を海外で過ごすって、大変だよなと素直に思う

中学生の娘が「最近、ストレス溜まっててイライラすることが多いんだよね」と言っていた。
ストレスの原因の幾らかの部分は私に責任がありそうなので、本当にいつもついつい色々言ってしまってすいません・・・とまず謝っておいた。心が穏やかな時に日頃悪いなと思っていることは謝っておく事にしている。

娘の話を聞いていて、思春期って生きているだけでストレス溜まるのに、海外で過ごすって大変だろうなと思った。自分の意志で海外に来たわけではないのに、この経験はきっと将来役に立つから!とか言われ(言っているのは主に私とも言える)そこで全力+アルファで頑張っていかなきゃいけないんだもんな。自分って一体何?とか何のために生きているの?とか哲学的な悩みと戦っていかなくてはいけないような時期なのに、いやはや将来役に立つから!とか、英語がネイティブみたいに話せてうらやましい!とか言ってすいませんという感じである。このままだと娘の悩み=私みたいになっていってしまうので違う話に変えよう。

思春期の子供がストレスフルなのはもちろん世界共通である。アメリカ現地校、娘の学年では最近ストレスについての授業というものが行われているようだ。おそらく専門のカウンセラーが来て、話し合いみたいなのが行われるのだと思うのだが、その課題で自分の親または近しい大人にその人が思春期の時はどうだったのか、そしてその後どうなったのか、大人になった今はストレスとどう向き合っているのかみたいなのを聞いてくるというものがあった。
性についての授業の時にも、同じような課題があり、改めて聞かれると難しいなと思ったのだが、今回もどのように答えればいいか難しいなと思ってしまった。あるがままに全てぶちまけていいのか、それとも大人としてのある程度の理想、模範解答的なものを入れ込んだ方がいいのか。
悩んだ結果、ハーフ&ハーフにすることにした。真実を少し着色するという一番大人的なやり方を選んだ。あるがままを全てぶちまけるとか私が失うものが多すぎる。

娘はまだ思春期に入ったばかりなので、これから先も色々な事に悩んだりしながら成長していくのだろう。私は思春期の子供を支える親として、果たしてうまくやっていけるのだろうか。自信がない。ストレスとどうやってうまく付き合っていくのがいいかねと話し合っている中で、私のストレス解消法の中で一番まともなもの、朝ランニングを一緒にしてみる?と誘ってみたが、ランニングしたらストレスが増えるだけと却下された。めげずに今度はアロマオイルを進めてみたらそれは採用された。嫌だったことを書いてみるというのも採用された。2勝1敗なのでいいスタート。ストレス解消法として好きなものを食べるのはどう?と聞かれたので、つい大人ぶって、食べる事は大切な事だけどストレス解消法としてはあまり良くないかもねと答えた。ちなみに私はストレスが溜まっている時、昼ご飯の代わりにポテトチップスを食べまくるという事をたまにやっている。夜に色々なお菓子を食べたりもしている。えっとこれは、ストレス解消のためではなく、頑張った自分(=ストレスが溜まっている自分とも言える)へのご褒美なのだ。大人のこういう所が子供にストレスを与えるひとつなのかもしれない、反省。

とりあえず出来る限り、娘の話をきちんと聞いて、優しく接して、娘の事が本当に大好きと伝えていこうと思う。思春期の子供にとっておすすめのストレス解消法があればぜひ教えてください。

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