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辛いだけの中学生活

小学校を卒業した私は、そのまま地区の中学に上がりました。
近くの2校の生徒が集まって、また知らない人が増え不安な毎日…。
そんな時、午前の授業が終わり、突然、小学校のクラスメイトが、他の小学校から来た何人かの生徒を連れて、私を指差しました。
そして、私の顔を上げて、首にある大きなほくろを見せ物にしたのです。
それは、昔からからかわれてきた、私のコンプレックスでした。

そのことがきっかけになり、その日から私は、人前で食事をすることが出来なくなったのです。
給食費を払ってくれている親には申し訳ないと思いつつ、卒業まで給食に手をつけることはありませんでした。

もちろん、精神不安定で、勉強も身につきません。
部活に行くのも辛くなり、そのまま帰宅する毎日でした。

学校に行くのも精一杯で、家が唯一の落ち着ける場所…
学校で疲れ果てて、家で勉強することも出来ずに、教科書を見ても理解など出来ない私は、
当然行きたい高校などなく、先生に薦められるまま、偏差値の低い高校の推薦を受け、そのまま高校に進むことになったのでした。

…一番辛かった事を書き忘れましたね😓
ある日のお昼頃、家の横を歩いていた生徒に、『ここは、幽霊屋敷』だと…
家族で食事中で、当然、父親の耳にも入り、
家族のために働いて、家を買った父親にとても嫌な思いをさせてしまったと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

直接は、何も言えなかったけど、ここを見ることもないだろうけど、一言言わせてください…。
こんな娘で、本当にごめんなさい…

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