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考えたこと

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生きていて、考えたことを述べています。日記のようなものも書くかもしれません。
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記事一覧

2024年度出講情報

今回は、2024年度の出講情報についてご案内したい。 *佐京がどのような授業をするかについて…

2月の終わりに。

冒頭に掲げたのは、数年前の今日の、雨だか雪だかよくわからない天気のときに訪れた嵐山である…

2023年度全担当講座終了!~独りぼっちの受験生に~

1月27日の直前講習早稲田日本史(横浜)を以て、私の担当する2023年度の全講座が終了した。 …

年末・忠臣蔵・冬期講習

時に元禄十五年十二月十四日江戸の夜風を震わせて、 響くは山鹿流儀の陣太鼓しかも一打ち二打…

八月十五日に書いた文章

ここにも、載せておこうと思う。 なお、note掲載にあたり内容を変えない範囲で若干の推敲をお…

「先生の授業受けて面白かったんで、大学で日本史やりたくなりました」

なんて、言っていただけることが私にもたまにある。 しかし、ここで注意が必要なのは、大学受…

【感謝】note公開から1周年

この日から1年が経った。 公開を2月23日に選んだのは、どこかのだれかが生まれた日だから― では決してなく、単に私は午年生まれだからというだけである。午年の守り本尊である勢至菩薩の縁日が毎月23日なので、せっかくなら、ということである。 ここまで、21本の記事を公開してきた。 現在公開中のカテゴリーとしては、『日本史講義延長戦』、『考えたこと』、『さきょの本棚』、『社寺巡礼記』などがあるが、本noteの二本柱ははじめの2つだ。 『日本史講義延長戦』は、その名の通り限

コトバが劣化している

最近いきはじめたクリーニング屋が家の近所にある。 商店街のなかにある小さな店舗で、そこは…

人を〈嫌う〉ということ

私にも嫌いな人くらいいる。 いや、むしろ人の好き嫌いが激しそうと思われているかもしれない…

「もはや戦後ではない」

2022年12月16日金曜日。 町田での仕事を終え、帰路についた。いつもより早い時間だ。 金曜日…

ゴミひろい

1人5個ずつゴミを拾いましょう―。 小学校の教室で、帰りの会の終わり際に時たま担任の先生…

尊厳が踏みにじられている。

尊厳が、踏みにじられている。 ありとあらゆる尊厳が、踏みにじられている。 近年、強くそう…

投票と授業と

6月末で主たる出講先における高卒生の授業が終了し、現役生の授業が夜にあるだけ、という日が…

〈らしさ〉への抵抗①―はじめに

私は、「〇〇らしさ」という言葉が嫌いだ。 それはもう、死ぬほど嫌いだ。 男らしく、女らしく、 学生らしく、社会人らしく、 20代らしく、30代らしく、 先生らしく、生徒らしく。 そして、日本人らしく――。 言うまでもなく、人はその人がその人の生を生きているというだけで尊く、そして等しく尊重されるべき存在である。 上記のさまざまな「らしさ」は、そのかけがえのない個性を殺す、文字通りの凶器ですらあろう。 ★ 思えば、私は見た目も内面も子どもらしくない子どもであった。 小