DJイベント サラダボウルと煮込みシチュー

関西学院大学JAZZ研究会JAMのOB~現役生主催、なんでもありのDJイベント「サラダ…

DJイベント サラダボウルと煮込みシチュー

関西学院大学JAZZ研究会JAMのOB~現役生主催、なんでもありのDJイベント「サラダボウルと煮込みシチュー」。ジャンル不問。カットイン上等。適宜休憩。飛び入り大歓迎。基本的にNGなし。2017年2月、第1回開催。新型コロナウイルス未曾有の大流行に鑑み、第2回開催時期は一切未定。

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今後の投稿予定について Ver.4.5

サイト立ち上げから4年半余り、今後の投稿予定に関する改訂版がリリース。 以下コンテンツについては連載継続。●「EPIC DRUMS 00s~」 ●「過去セットリスト」 ●「コラム的ななにか」 ●「昨今のハードオフ」 ●「ドラム談義」 ●「ボツ記事回避シリーズ」 ●「自主映画を、撮る。」 ●「第2回DJイベント『サラダボウルと煮込みシチュー』ができるまで。」 ●「大人の修学旅行。」 ●「ライブレポ1000本ノック」 以下コンテンツについては諸事情により休載

    • ちょっとの間、お休みをいただきます。

      さて。2020年5月から毎週更新を続けてきましたこちらのnoteですが、暫くお休みをいただく運びとなりました。理由は様々ありますが、何が決定打になったのかと問われるとつい答えに窮してしまいます。不意にnoteを始めたきっかけに立ち戻ってあれこれ考えてみた時、辛い苦しい逃げたいといった感情ではなく、シンプルに「一旦、休んでみよう」と思えた瞬間があった。 長かったコロナ禍がようやく明け、「元通りの生活」がどんなものだったか少しずつですが思い出せるようになってきたこと。SNSにロ

      • ライブレポート『Vaundy@大阪城ホール』(後編)

        まずは最新作のタイトル『replica』に関する考察を深めることにします。 元々は「オリジナル製作者によって作られたコピー」を表す単語でしたが、現在では広く「複製品」を指すケースが大半。図らずも"パクリ論争"の渦中に巻き込まれたことで、あるいは「パチモン」という訳語も成り立つかも。自分の生み出す音楽を『replica』だと断言できるのはある意味強さであってまた、商業音楽への強烈なカウンターだと捉えることもできそうです。 タワレコのポスターに「オリジナルはレプリカの来歴から

        • 映画『VORTEX ヴォルテックス』をみる。

          『花腐し』以来のシネ・リーブル梅田であります。『ケイコ 目を澄ませて』から始まった本連載、2023シーズンの最終戦となる今回は鬼才ギャスパー・ノエの最新作を公開初日に堂々迎え撃ちます。この日のために1年間体づくりしてきたと言っても過言ではありません、彼の代名詞である"エログロ"要素を一切排除し辿り着いたまさに新境地。まずはインタビューからの引用。 「最初、数シーンだけをスプリットスクリーンで撮影する予定で、映画の全期間に渡って敢行するつもりはなかった」「けれども編集室で、登

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        • サラダボウルと煮込みシチューとは
          18本
        • ライブレポ1000本ノック
          16本
        • 乍ら観キノ・プラウダ
          28本
        • ボツ記事回避シリーズ
          19本
        • 今夜のプレイリスト
          53本
        • 大人の修学旅行。
          12本

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          映画『花腐し』をみる。

          『栗の森のものがたり』以来となる、シネ・リーブル梅田であります。 綾野剛が舞台挨拶に来るらしいとの一報を受けたのが、たしか10月上旬頃。最前列を確保できれば卒倒必至、もう信じられないの距離感になりますけどまあチケットなんて取れるはずもなく。11月の祝前日にふらっと立ち寄る。『火口のふたり』の荒井晴彦監督最新作は芥川賞作家・松浦寿輝の同名小説を大胆にデフォルメ、ピンク映画業界の切ない恋模様を描いている。R-18。 桐岡祥子(さとうほなみ)がある日業界仲間の桑山(吉岡睦雄)と

          クリスマスジャズで棚からひとつかみ。2023

          "昔取った杵柄"なんか2年前の今日にも似たような記事を書いてめちゃくちゃバズった覚えがあるから、今年もやっちゃる!!前回はアルバム単位でのご紹介でしたが、今回は楽曲単位の8品フルコース仕様で存分にお楽しみいただきます。皆様のお気持ちを先に代弁しておきますと、なぜに会席料理みたいな目次を付けてしまったのか。今となっては主宰にも全然わかりかねます…!! 先付:「Christmas Time Is Here」3種盛りBraxton Cook、Phony Ppl、Gregory

          クリスマスジャズで棚からひとつかみ。2023

          映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』をみる。

          『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』以来のTOHO梅田。 今年みたドキュメンタリー映画という意味では、『モリコーネ 映画が恋した音楽家』と合わせて3本目。ロイとも親交の長いエンリケ・アンリ監督が、図らずも自身最期となる2018年夏のヨーロッパ・ツアーに密着。「死に様は生き様」なんて言葉がある通り、彼がどんな人間であったのか、どんな哲学を持って、また"仲間達"はどんな風に彼を支え導きまた導かれていったか。 これはエンドロールで初めて明かされる事実ですので、いく

          映画『ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅』をみる。

          身に覚えのない35万の請求が来た話。

          なんか先月も似たような記事を書いた気がします。 その日も、へとへとになって帰宅。晩飯がてらメールチェックでもしようとスマホに目をやると、何やらApple Storeから連絡が。「ご注文の確認」あれ何か買ったっけな、請求内容を見て愕然とする。iPhone 15 Pro Maxと15 Proの2台購入、クレジット1回払い。合計金額35万円。いやいや待て待て待て、そんなハイエンド機種2台も要らん。いやいやそういう問題でもねえし。 ゲスト購入、なる謎のワードが記載されている。請求

          身に覚えのない35万の請求が来た話。

          【今夜のプレイリスト part52】2023.11.22

          選曲テーマは「AT THE WHISKEY BAR」。再生時間は約30分。 約1年半振りに、こちらも更新してみようかと思います。馴染みのウイスキーバーをイメージしていたらなんだか導かれるようにできちゃいましたので、今宵は歌モノとインストのトワイスアップでお楽しみいただきます。生涯のパートナー、ホヤホヤな恋人(あるいは不適切な関係…?)、もしくはこれから恋仲を深めていく"なんだか良さげな二人"に捧ぐジャズバラード一本勝負。

          【今夜のプレイリスト part52】2023.11.22

          映画『栗の森のものがたり』をみる。

          『ダンサー イン Paris』以来となるシネ・リーブル梅田であります。 攻めっ気の強さに定評があるクレプスキュールフィルム配給、春先にみた『私、オルガ・ヘプナロヴァー』は年明け1月にBlu-rayの発売も決定済み。本作の舞台となるのは第二次大戦直後の50年代、イタリアとスロヴェニアの国境地帯。限界集落あるいは閉鎖社会と表現した方が適切かもわからない。棺桶職人のマリオと栗売りのマルタが生き別れた家族の帰りを待っている。 たぶんもう会うことはできない、冒頭の土葬シーンにもそれ

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          大人の修学旅行。第六話

          2023シーズン、第3戦。 今年も早いもので残り2ヶ月となりました。最寄りのショッピングモールはハロウィーン翌日からWham!とThe Jackson FiveとPaul McCartney一色…流石に気早くないですか?きっと正月もこんな具合なんだろう。とはいえ今回の行き先を発表しますと、驚くなかれ「関西学院大学上ヶ原キャンパス」。アンタ、こないだも映画撮影で甲東園の坂上ってはったやん。御名答。 決してネタ切れでも、予算切れでもありません。長らく続いていたコロナ禍が(何や

          蛾と、暮らせば。

          当初、家族からは蠅がいると訊いてたはずなんですけどね。ええ。 全然違うと思いますよ、蛾と蠅って。想像してみてくださいよ。どうです、不快指数が段々高まってきたでしょう。その調子です。あれは9月の下旬、ぼちぼち毛布出さないとなあなんて話すくらいには割合冷んやりした時間帯が増えてきた頃のことです。リビングに、なんか飛んでやんの。蛍光灯周辺をグルグルグルグル、なんか飛んでやんの。 飛んでやんの、だけでは飽き足りないのか。そのうち、あんなとこ止まってやんの。に路線変更し我が家の中を

          ライブレポート『Sam Wilkes & Jacob Mann@Billboard Live Osaka』

          (ライブレポの過去記事はこちらからお読みいただけます↓) Tuxedo以来となる、ビルボードライブ大阪です。 当連載も5ヶ月振りの更新となります、大変ご無沙汰しております。これから年の瀬にかけてのライブ予定を先にお伝えだけしときますと11月にJesse Van Ruller Trio、12月にはVaundy(チケットが取れたら、haruyoiも観に行きます)年明け1月にはTOMOOちゃんを迎え撃つことになっとります。楽しいねえ。書くかもしれないし、書かないかもしれない。気

          ライブレポート『Sam Wilkes & Jacob Mann@Billboard Live Osaka』

          映画『アナログ』をみる。

          タカハタ秀太監督、話題の最新作。今季ベスト候補。ヤバいのが来ました。 ビートたけし初の同名恋愛小説が原作。後にピース・又吉直樹との対談企画「笑いと純愛」の中で、本作が芥川賞作『火花』に感化されて生まれたものだったこともわかった。そういうたけしさんの青くてメラメラしてるとこ、嫌いじゃないですよ。実はこれがラブストーリー初主演作となる二宮和也。近年では軍服を身に纏うイメージの強かった彼が、現代劇へ堂々の帰還。 デザイン会社に勤める主人公・水島悟はある日、高校時代から幼馴染であ

          映画『春画先生』をみる。

          「ファルコン・レイク」以来となる大阪ステーションシティシネマです。 日本における春画の始まりについては、諸説ある。中国から、医学書の一部(正確には房中術の解説図)として伝えられたのが平安時代、そこから室町〜江戸時代にかけて少しずつ庶民の間に広まったとされている。性的題材ではありながら、時には災難除けのお守り代わりとして、あるいは人を笑わせる「滑稽な絵」として姿形を少しずつ変容させながら長い歴史を紡いできた。 ところが京保7年(1722年)「春画は風紀を乱すもの」だという理

          自主映画を、撮る。その31

          授賞式翌日(6月28日執筆)関西在住者がほとんどを占める新進気鋭の映像団体Orange Candy Houseにとりましては、東京大会授賞式に一体誰が参加できるのか。そもそも試写会に行く人間はいるのか。等々議論が紛糾しまして、結局誰一人として本作のクランクアップ後は当コンペに深く関与する者がいませんでした。サクッと必要経費の支払いだけ済ませ、ああそういえば今日授賞式だったなの構え。 悪くないです、別に嫌いじゃないですよそういう感じ。自主制作映画なんで楽しく撮ったモン勝ちな