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【営業の教科書NO.104】 メール営業・メールライティングで質の高い情報を書くコツ

〜今日のポイント〜

●ソースのある情報を書く
●自分の体験に基づく情報>ニュースや調査結果に対する考え>ニュースのキュレーション
●読み手がその情報のイメージできる説明を入れる

〜ラジオ内容はこちら〜

今日はメール営業、メールライティングで質の高い文章を書くコツをお伝えさせてきたいと思います。けっこうこういうご相談が多いので、私がどういう点を意識しながらメールを書いているか、という点を踏まえてお伝えできればと思います。

まずわたしがどんなメールを書いているかですが、一つはブログやSNSからメルマガ登録をしてくれた人に届けている情報として個人のメルマガ、法人向けにメール営業をしていて、後はいくつかのお客さんにメールでお伝えするという感じになっています。どこの情報でも全く同じですが、私はメルマガの中にほとんど私の体験談しか書いていません。体験して感じたこと、学んだことを書くようにしています。そうやって書くようにしている理由は、基本的にメールを読んだ人に情報を送りたいから、というのが抽象的ですが答えになります。

◆ポイント①ソースのある情報を書く

価値の高い情報をどうやって作るかですが、メールを書くときに意識してほしいのはソースのある情報を書いていただきたいということです。情報元、出典が明確な情報ということです。出典元と言ってしまうと自書や論文を書くみたいな言い方になってしまいますが、私の体験や経験は出典元が笹田なわけです。なので自分が出典元になっている情報を届けるようにしていて、そういった意識で文章を書いてもらうと質の高い情報になりやすいです。自分が経験した、体験したということは相手は体験していないことなので、そこの情報をしっかり書いてあげると言うだけでも十分価値ある情報になりますよということです。

◆ポイント②自分の体験に基づく情報>ニュースや調査結果に対する考え>ニュースのキュレーション

他に自分が経験や体験をしていないこと以外はメールに書けないのかと言うと、そういうわけではなく、情報に対して一番価値のある情報は、まず自分がお話したように自分の経験、体験ですが、自分から派生していく情報ももちろんあって、友人、知人の話は近い距離にいる人なので詳しく話が聞ける、その先には社会の情報があり、ニュースやメディアで取り上げられた情報とか、そういったものになっていきます。なので自分からどんどん離れていく情報になります。

当然離れていけば離れていくほど情報の質や濃さは薄くなるのが当然です。自分のことは当然一番わかりますが、自分のことではなくても友人や知人のことなら詳しく聞けるのでわかる、社会のこととなると当然ニュースに流れているぐらいのことしかわからないので自分からどんどん距離が遠くなります。自分からの距離が遠くなれば遠くなるほど一つの情報の質としては落ちていってしまうので、価値もどんどん薄くなってしまいますよという形になります。

◆ポイント③読み手がその情報のイメージできる説明を入れる

ではこの情報をいかに高く見せるか、質の高い情報にしていくかは、一つの情報に対してという目線で考えれば自分の意見を加えることです。一つの情報に対して自分が介在することで価値を上げていくというアプローチになります。ツイッターとかでもソーシャルでリツイートのボタンがあります。リツイートをただするよりコメント付きで自分はこう考えますというリツイートのほうが当然価値は高いということです。

意見は○×をしっかりつけるということが大事で、自分は共感している、なぜなら・・・といった情報をプラスアルファでつけたり、そこに問題とかのツイートであればそこに対する解決策を自分なりに考えてツイート補足していくという形になります。今はツイッターを例にしましたが、全く同じです。文書の練習、メールの練習をしていくことを考えると、ツイッターでコメント付きのリツイートの練習をするとけっこうライティングのスキルが付くのでおすすめしています。

◆ポイント④情報量を増やしてまとめてキュレーションする

他に情報の価値を上げる方法ですが、あとは情報量です。情報は基本的に量と質で決まるので、情報の量を増やします。それをまとめてキュレーションすると言います。情報をまとめてあげることによって、メールの読み手にとって必要な情報がそのメールを見さえすればわかる、という情報になります。一番わかりやすい情報としては新聞は情報がまとめられたキュレーションメディアになるので、そういった形になるということです。

◆ポイント⑤情報の発信元をしっかり言ってあげる

もう一つ情報の価値を上げると言うよりも下げないようにする方法は、誰がその情報の発信元なのか、しっかり言ってあげたほうがいいです。私のメルマガならば私が言っているので当たり前ですが、笹田が言っているとわかりますが、友人や知人の場合は誰が言っていたのか、読み手側がイメージを持てるように作ったほうがいいです。

友人がこんな事を言っていました、という形で言葉だけを簡単に拾ってしまうと、知っているよ、みたいな話になってしまいます。例えばみんな12時にお腹が空いていますという情報を流すとすると、12時にみんなお腹が空いていると知っているよ、という話になっちゃいますが、東京の原宿の女子高生は12時になるとお腹が空いています、という情報はマーケティング的にはもしかしたら役に立つ情報になりえます。12時には学校に行っているはずなのに12時に学生が原宿にいるんだ、みたいな原宿でなにかビジネスをしていたり、マーケットの開拓をしたいなと思っている人には有益な情報になり得るわけです。1個の言葉の情報というのを誰が言っているかによって得られる価値は変わってきますので、それをしっかり伝えてもらえればと思います。

◆今日のまとめ

メール営業、メールライティングで質の高い文章を書くためには、まずは自分に一番近い情報を書くということが1つ目、情報の価値は基本的に量と質で決まるので、自分に遠い情報でも量を集めることによって価値は上がりますよと言うことがポイントの2つ目、もう1個は他人の情報、社会の情報のときには発信のソースが誰か、誰が言っているのか、ということを明確にしてあげることによって情報の価値は相手側によって変わってきますので、そのへんを意識しながらお伝えいただければいいと思います。

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