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「悩みなさそう」って言われがちな私たちへ

これは甘え下手あるあるでしょうか。

「悩みなさそうでいいな」
「人生楽しそうだね」
「きっと愛されて育ったんだね」

幾度となく言われてきた言葉たちです。私はその度に、うまくやれているんだなぁと空虚な自信を付けてきました。関係の薄い相手ならそれで良いのだけど、わかってほしい相手、たとえば信頼できる先生や上司に言われると「そんなこと……」と言いかけて口をつぐんでしまいます。

それは私が、基本的に笑顔でいるからかもしれません。だってその方が周りも嬉しそうだし自分も楽しい気がしてくるし。笑顔でいることは私というキャラクターの基盤であり、取り柄です。

でも同時に笑顔は仮面にもなっています。その仮面が自在に取り外しできたらいいのですが、仮面が顔に張り付いて取りづらかったり、剥がすときにはちょっと痛かったり。そうなると分かってほしいのに分かってもらえない現象が起きるみたいです。

「それも世渡りの術だ」
「むしろ凄いことだ」
「分かってくれない人は仕方ない」

それはもちろん一理あると思います。いやきっと九十九理あります。でも残る一理のチクッとした感情を私は見過ごしたくないのです。なぜならそれが積もると辛くなってしまうから。チリツモのストレスだから。

そして、私は運良くステキな道具をゲットしました。世渡り術を捨てないまま自分のもう一面も知ってもらう道具、名刺です。

(ここから先の話はあまり汎用性がありませんが、一例として読んでもらえたらと思います)

ちょうど私は「しんどいときのカフェ」と冠した間借りカフェを始めたので、そのショップカードを兼ねて個人的な名刺を作りました。私のこと知ってほしいなと思った相手に渡すと、自分が何か言わなくても「メンタルケアに関心があるんだな」と伝わります。さらに名刺に載せたインスタに飛べば私の病気も書いているので、相手が踏み込んでくれたら分かるようになっています。もしnoteまで読んでもらえたら私の脳内もチラ見えです。

こうして、相手の踏込み具合によって私がバレていくような動線がたまたまできました。何人がnoteまで見てくれるのか分かりませんが、名刺やインスタだけでも万々歳です。そして意外にも読んでくれている方、私への接し方が変わった方がいて、ドキドキしながら有難く思っています。

(ここまで書いて私の自意識過剰ぐあいに引いている人もいるかと存じますが、同じようなタイプもいる気がしてならず書き続けていきます)

名刺を作るには、何かきっかけや人に言える活動が必要に思えるかもしれません(もちろん自己紹介カードとして作って良いのだけど)。オープンにできるインスタのアカウントとか、読んでいる本とか、そういうので自分をチラ見せしていくのもアリだと思います。

とにかく自分の態度は変えないまま、道具で自分を伝えること。これがいま私の思う最強の「甘え下手すぎてしんどいときの打開策」です。もっと強いのを考え付いたらまた書きますので何卒。

最後に宣伝です。間借りカフェを運営しています。よろしければ下記、ご覧ください。

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