[おうちクラウドソーシング]小1の娘にデザインを発注してみた話
ライター活動を始めてから、子どもたちに「ママは何のお仕事しているの?」とよく聞かれるようになりました。
「文章を書くお仕事をしているんだよ」と言いながらパソコンに向かう私を見ても、子どもたちはいまいち実感が湧かない様子。
特に、好奇心旺盛な小1の次女は、興味深そうに私の仕事部屋をのぞいていました。
彼女は絵画やデザインが大好きで、家族向けに漫画や絵本を発行してくれています。画像作成アプリのcanvaも操作でき、可愛いポストカードなどを作っていました。
そこで、突然ひらめいたのです!
次女にブログのアイキャッチデザインをお願いしてみよう!そしたら、私がどうやって仕事をしているのか理解してくれるかもしれない。
これが「おうちクラウドソーシング」の始まりでした。
仕事の募集
ちょうど個人ブログを立ち上げたばかりだった私は、記念すべき一作目の記事を書いていました。
みんなのカレッジSEOコース初級の課題だったため、アイキャッチも気合いを入れて作りたかったのです。
しかし、なかなかアイデアが浮かばない…。
そこで、家族に向けて「読み聞かせ絵本のおすすめ記事にピッタリの表紙を作ってくれる人」の募集をしました。
すると次女が「やります!!」と、すぐに応募してくれました。
打ち合わせ~契約
ここで次女から驚きの提案が!
「表紙のイメージを聞きたいので、ガストでお茶をしながら打ち合わせしない?」
え!?本当に小1??
(ガストでお茶をしたい願望もかなり感じたが 笑)
「こんなに真剣に考えてくれているのね。嬉しい!」クライアントさんの気持ちが初めて分かった私でした。
さっそく近くのガストで打ち合わせ。話し合いはあっという間に終わり(笑)パンケーキやパスタを食べながら楽しいひとときを過ごせました。
アイキャッチのイメージについては、Pinterestを見ながら相談。「絵本に出てくるような感じかなぁ……。動物がいたらおもしろいね。」など、次々とアイデアを提案してくれました。
まず、おおまかなアイキャッチをCanvaで作ってもらう契約を結ぶことに。
いわゆる「トライアル」ですね。
トライアルの報酬は肉まんが買える値段で交渉成立しました(笑)
作ってもらったデザインがOKであれば、肉まん3つ分に報酬アップです。
トライアル~本採用
家に帰ると、すぐに机に向かう次女。
まず紙にイメージ図を描き、その後Canvaでアイキャッチを作っているようです。
過ぎること数十分……。
作業部屋で仕事をしていた私のところに持ち込まれた素案がコレです!
「かわいい!スゴい!」
思わず私は声をあげました。
ピッタリだったんです。私のイメージと!
クオリティの高さにびっくりする私でした!
次女も「ふふーん」と得意げな顔です。
動物たちが会話をしながら一列に並び、気持ち良さそうに散歩している様子。天気も良くて、風船が空高くのぼっていく。
次女と私が、今まで一緒に読んできた「絵本の世界」でした。
「これはぜひブログに使いたい!お願いできる?」
「やったー!」
次女に伝えると大喜びでした。
完成~納品
この素案にタイトルやタペストリーを加え、ついにアイキャッチが完成しました。
課題も無事に提出でき、受講生の皆さんにも「可愛い」と好評。
私にとっても、次女が考えてくれたアイデアを世の中に公開できた、記念すべき記事でもあります。
次女もパソコンの画面を見ながら嬉しそう…!
「これはいつみんなに見せるの?」
そうか、パソコンからネットを通して公開される仕組みを理解するのは、まだ難しいよね。
まだ小学一年生。他の人に見てもらえていると実感できるのは、もう少し先のようです。
無事に肉まん3つ分の報酬をゲットし、大喜びの次女でした。
おうちクラウドソーシングは楽しい
ひょんなことから始まった「おうちクラウドソーシング」。
次女と一緒に作業ができて、すごく楽しかったです!
子どもの能力は果てしない、好きなことは自信を持ってやったらいい、浮かんでくるアイデアはどんどん形にしよう!
次女からたくさんのことを教えてもらいました。
次女にとっても楽しい経験だったようで「次の依頼はいつ?」とよく聞いてくれます。「どんな記事書いてるの?」と私の仕事にもますます興味を持ってくれました。
次女に感想を聞いてみると……。
次女の話を聞いていると、私がトライアルに通った時の喜びに似ているなぁと思います(笑)
自分ができることを相手に伝えた結果、それが採用されて仕事ができる。
報酬がもらえて、自分や家族のために使える。
まさに「仕事をする喜び」ですね。
人と話したり、アイデアを出し合ったりする楽しさも改めて感じたようです。ガストでお茶をしながら、の設定も良かったみたい(笑)
「どんな仕事にも人との関わりがあること」。
私はずっと家にいて、パソコンとにらめっこしているように見えるけど(笑)そこには人との関わりがあるんだよ、と話しました。
番外編:一緒に取材に行ってみた
今回の記事を書くにあたり、図書館司書さんへの取材が必要でした。
そこで、私の仕事をもっと理解してもらおうと思い、次女も一緒に取材することに!
図書館に着くと「取材に来ました。おすすめの絵本を教えてください。」と図書館司書さんに積極的に聞きに行く次女。
普段はおとなしくて恥ずかしがり屋なので、びっくりしました!
次女の表情を見ると、とても楽しそうでワクワク感があふれています。一緒に来て良かったと思いました。
私も緊張していたので、非常に助かった面もあります!
次女の協力で無事完成した、みんなのカレッジSEOコース課題記事。
良かったらぜひご覧になってください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?