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感情の奥にある自分の本当のニーズを知って、自分を満たす。

感情に飲まれて言動、行動し、望ましくない結果を招いた事はありませんか?

またそのような経験から、感情を飲み込んだり抑えてたりしていませんか?

感情ってそもそも何でしょう?

EMOTION - 「Energy in MOTION  - 「動くエネルギー」です。

喜び、怒り、悲しみ、恐れ、驚き、嫌悪、羞恥、感動などを筆頭に27種類もの感情があるそうです。

これらの感情はあなたのニーズ(必要)が満たされている時、または満たされていない時にそれぞれ感じられます。

感情の奥にあるニーズを知るにはイントロスペクション(内観)やコンテンプレーション(熟考)が必要です。

ここで大事なのがレセプティビティー(受容性)です。

欧米ではこの言葉がスピリチュアルコミュニティーで多く使われるようになったのですが、その理由として「自分の感情に振り回されて言動、行動、思い込みするのではなく、その奥にある本当の自分のニーズに耳を傾けるためにはレセプティビティー(受容性)が必要だ。」という会話が多くされるようになったからです。

受容性とは自我の思考回路を和らげ、違う角度、視点からの意見や物事を受け入れること、受け入れやすいオープン・マインドな様です。

*トラウマやメンタルモデル、プログラミングされた自我とセルフ(自分)を同一視し、マヤ(幻想)のトランス中で自我を長年築き上げてきた人にとって、オープン・マインドに感情を熟考する事は難しいので、自我のメンタルモデルやトラウマに気づき、シャドウを再統合してインナーチャイルド癒していく必要があります。

*レセプティブ(受容)はメスがオスとの交尾の準備が出来ている様を表す言葉でもあり、受容性は女性的な性質と言えます。ここで言う女性は性別ではなく性質なので男性の中にもあるべき性質です。

また、受容性、オープン・マインドな在り方は自分と相反する意見の存在を認め、理解しようとするためにはなくてはならない性質です。


例:Mさんと旦那さんのKさんは結婚2年目です。MさんもKさんも仕事盛りで結婚前のように二人の時間を楽しむ機会が少なくなりました。MさんとKさんは、今週の金曜日は残業や接待をせず、二人で家で夕食を食べようと約束します。ところが、約束の時間が過ぎてもKさんが帰ってこないので、MさんはKさんの携帯に電話をします。
Mさん:「今どこ?」 Kさん:「あ、ごめん!もうこんな時間だと全然気が付かなかった!もう終わらせて帰るから。」
実はこのような事が以前から何度かありました。
感情に飲まれる:残業をせずに久しぶりに一緒に夕食を食べようと約束したのに帰ってこない旦那に対しての怒り → その怒りを正当化する → いつも甘やかして許してばかりいるから旦那は約束を守らない、旦那は私を愛していないから約束を守らない、旦那は自分勝手だから約束を守らない、旦那は私との時間が大事じゃない、などの”思い込み”のストーリーを作り → 旦那を悪者、何か足りない者にする。→ 旦那を批判する → 旦那と喧嘩になる → さらに満たされない感情が湧く → 感情を抑えるための依存性のある行動 (買い物、テレビゲーム、ポルノ、SNS、仕事、お酒、タバコ、過食、砂糖、ジャンクフード、ギャンブル、薬物、おせっかい、など)
本当のニーズを知る:残業をせずに久しぶりに一緒に夕食を食べようと約束したのに帰ってこない旦那に対しての怒り → 自分の感情に好奇心を持ってみる(怒りの思考が抑えられない場合は枕を叩くなり、叫ぶなり、腕立て伏せをするなりしてまずは怒りのエネルギーを安全な方法で身体から発散する)→ (気持ちがちょっと落ち着いたら)座って呼吸を落ち着けて目を閉じて、心に意識を向け「何が必要?」と問いかける → 自分との約束を守って欲しい → 自分との時間を大切にして欲しい → 私にとって旦那との時間は大切だ → 私は旦那と親密な時間を過ごす事を必要としている → 「私は親密な時間を過ごすことを必要としている。」

*瞑想が得意な方は感情に寄り添い、その感情と交じり、ただ呼吸をしているだけで直感の声(潜在意識・右脳の声・ハイヤーセルフの声)のダウンロードがあるでしょう。

*瞑想が得意でない方は日記に右手で質問を書いて(例:何が必要?)左手で答えを書き出しながら心のニーズを聞くと、自動思考のループから放たれて潜在意識の声が聞こえやすくなります。

心のニーズを聞き、そしてそのニーズをNVC(暴力的でないコミュニケーション)と呼ばれるコミュニケーション法を用いて相手に伝えると自分の本当のニーズを満たす可能性がずっと増えます。

例:Mさんが帰宅が遅れたKさんへ「Kが約束忘れて帰って来なかった事で私改めて気がついたんだけど、私にとってあなたと一緒に過ごす時間はすごく大切で大好きな事なんだ。」

*この時自分のハートに愛を意識しながらリクエストすると効果的です。

また、自分の本当のニーズがわかると、そのニーズを満たすために自分でも出来る事が見えてきます。

例えばMさんの場合、彼女の満たされていないニーズは「親密な時間を過ごすこと」です。もちろん旦那さんと親密な時間を過ごす事を欲しても良いのですが「旦那さんと」にこだわらず、家族や友人で親密な時間を一緒に過ごせる人はいないか?また、アート、詩、日記などを用いて自分も自分と親密な時間を過ごす事を忘れていないか?など、自分の本当のニーズを満たしていけるような言動と行動を選択していけるようになります。


心に聞いてもニーズが聞こえにくい方は、NVCジャパンの「普遍的な人間の必要・ニーズ」を参考にしてみてください。


最後まで読んでくれてありがとう!

自分の本当のニーズを知って、ハートからコミュニケートして、自分で選択行動してどんどん満たされていきましょう。✨🙏✨


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