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私の人生が生き辛かった理由 No,2

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前回の続きです。


ママになって

子供がめちゃくちゃ可愛くて

なんて幸せなんだろう・・・・

そう思うと同時に


言いようもない焦りが

私を襲った。


それは、

看護師という肩書きがなくなってしまったこと。


社会で、やっと認められるようになった自分。

やっと、生きていて良いんだなぁと思えた。


それが

ママになって

社会と切り離され

消えてしまった。


子供は、ママである私を愛してくれる。

無償の愛を私にくれる。


でも・・・

この子もいつか

私のことを嫌いになって

私の元から去ってしまうんだろう・・・

そう思っていた。


この子に必要とされるのは

今だけ。



旦那にも

そのうち愛想尽かされて

嫌われる。


私は、いつかまた一人になってしまう時が来る。

価値のない人間になってしまう。

誰にも必要とされない人間になってしまう。


怖い・・・・。

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早く仕事復帰しなきゃ!

誰かの役に立たなきゃ!


そうしないと

私、なんのために生きているのか分からなくなる。

生きていたらダメな存在にまたなってしまう。


そう思うと

怖くて怖くて仕方がなかった。



今でこそ、その当時の私の気持ちを

こんな風にちゃんと理解して

文章にすることができるけど



当時の私は

自分がこんな感情を抱いているなんて

知らなかった。


ただ、それは

現実の世界では

別の形で、私の悩みとして映し出されていた。



例えば

旦那に言いたいことが言えない。

旦那と仲良くコミュニケーションが取れない。

旦那の前で、不機嫌な妻になってしまう。

など。


例えば

子供にとって、ちゃんとしたママにならなきゃ!と必死になったり

素敵なママと比べて、自分はダメだと落ち込んだり、

自分の方があのママよりマシだと、マウントをとって安心したり。



人に迷惑をかけないようにと、人の目を気にしたり。

子供が、将来私みたいに辛い人生を歩まないようにって

子供から自由を奪って、コントロールしようとしたり。



人の目が怖くて

何か言われるとすぐ凹んで

何かされると、自分が悪いと自分を責める

そんな自分がまた戻ってきてしまった。


そのうち

周りの人が怖くて

敵のように見えてきて。


他人だけじゃない。

旦那も子供も。


みんな

私のこときっと嫌いだ。

私はみんなに嫌われている。



そう思うから

なんとか嫌われないように


無理に明るくしたり

無理に楽しそうにしてみたり

幸せアピールしてみたり。。。


なんかね、もう

思ってることや

やってることが、めちゃくちゃだったんだよね。笑

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当然だけど

そんな不安ばかりが強くて

焦ってばかりで

ビビってばかりで


地に足ついていない

他人軸の自分が

やっぱり大嫌いだったんだよね。


ううん

ますます大嫌いに拍車がかかっていったの。



こんなママでいいはずがないって

分かっているけど

どうしたらいいのか、本当にわからなかった。



せめて子供だけは、、、幸せに生きてほしい。


その気持ちが強すぎて

育児書もめっちゃ読んだ。

アドラーとかモンテッソーリ教育とか

とにかく子供に良さそうなものも読んだ。



でもさ

どれも中途半端でうまくいかなかったよ。


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でね、33歳になってね

ふと思ったんだ。


私・・・いつまでこうなんだろう

って。


なんかさ、

悔しくて、情けなくて、

辛くて、しんどくて


泣けてきたんだ。



ずっとずっと

頑張ってきた。


私はただ


大っ嫌いな自分を好きになりたかった。



なのに

何もうまくいかない。

いつまで経っても変われない。


なんでだろう?って。

このまま私、おばあちゃんになるんだろうなぁって。

そんで、このまま私、死ぬんだろうなぁって。


誰にも必要とされず

誰にも悲しんでもらえず

一人寂しく

死ぬんだろうなぁって。


そう思ったらね。。。


あぁ。。。死にたい・・・

って

初めて、思ってしまったんだよね。


続きます↓



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