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負のループ生活(フルタイム労働)を送る中で感じていること

時間が経つのは早い。2021年の6月から非正規で配達の仕事をやり始めてからもう1年が経つ。とはいえ、「働きたくない」「もう辞めたい」という気持ちは1年前から何も変わってはいない。平日5日間は家と職場の往復。たった2日の休日はダラダラ過ごしてあっという間に終わる。この繰り返しである。

改めて思うことだが、日本の社会人はプライベートの時間が圧倒的に少ない。現在私は8:00~16:45の間で勤務しているが、定時に仕事が終わったとしても家に着くのは17:20位になる。基本的に体力が少ない私は22:30は就寝するので、平日はおおよそ5時間程度しか猶予が無い。しかもそこから夕食、風呂、歯磨き、買い物等の時間を差し引くと実際に与えられた自由な時間というのは3~4時間ほどしかなくなる。

ハッキリ言って今の生活はあまり良いと思えない。時間的、精神的な余裕が無いからだ。この生活を送っていると「一体いつまで働き続けなければならないのだろうか?」という不安が常に脳内を支配してしまうので、長期的に見て精神衛生上かなり良くない。正直いつ”限界”を迎えてしまってもおかしくないと思う。鬱や適応障害になる日もそんなに遠い日ではない気がする。

じゃあどうすれば良いのか?と言えば答えは「今の仕事を辞める」しかないだろう。しかしそんな簡単に退職できない理由があるのも現実である。貯金は一応最低限はあるが、無職になって貯金に頼る生活をしていたらまた9カ月ニートしていた頃と同じようになってしまう。なので、フルタイム労働は辞めて「週3~4日、6時間程度のバイト+ウーバーイーツ等の副業」の生活にしようか考えてはいるのだが、金銭面や確定申告、親の説得などの面倒事で不安が残る。この事をサポートステーションの相談員の方に相談したら、肯定はしてくれた。しかし、所詮は他人なので自分の人生の責任を取ってくれるわけではない。

私も25歳になり、なんか適当な感じで、曖昧なまま人生を歩んでしまっているが、徐々にそれが許されなくなっている感覚をひしひしと感じている。「フルタイム労働をしない」という選択を取った瞬間、低収入、低支出の生活がほぼ確定してしまうのが正直怖い。フルタイム労働から逃れたとして、自由な時間が取れるようになったとしても、今まで時間を有効活用できなかった人間が今更何かできるのか?と考えてしまう自分がいる。

色々書いてきたが、結局のところ「自立して生きる力」が圧倒的に足りていないのが雇われフルタイム労働から逃れられない最大の原因だと思う。稼ぐ力もビジネスを行う上で重要な人脈作りをするコミュ力も全然足りない。力の無い自分自身を日々呪いながら、嫌々労働する毎日に早く終わりが来てほしい。労働しなくてもそこそこ生きていける社会が早く来てくれれば良いのだが…。


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