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週末のおかあさんへ 元幼稚園教諭が今伝えたいこと

私は若い頃、幼稚園で働いていました。
この時期、入園式があり、保護者説明会や家庭訪問もあります。

その際、「お子さん」との接し方や、配慮して欲しいことをお話します。

もし、今私が担任ならば、一番に伝えたいことは「あなた自身」のこと。

じぶんを大切にしてください

まずは、あなた自身がじぶんのことを労わってあげてください。

みなさん、お子さんのことを一番に考えます。

困ったことはないかな?
疲れていないかな?

ですが、じぶんの心と身体の疲れはどうですか?

いやいや、まずは子どものこと。
私が頑張らないと、と思うかもしれません。

ですが、大切にしなければいけないのは、あなた自身。

心も身体も子どもの方が柔らかく、回復力があります。

さっきまで泣いていたと思ったら、げらげら笑っていたり。
ひっくり返って怒ったのに、何もなかったかのように、遊んでいます。
疲れていたら、ご飯の途中でも寝てしまったり…

子どもは今を生きています。

大人の方が、あれこれ心配をしたり、いつまでも過去を引きずってしまいます。
身体の疲れだって、一晩寝ただけではとれないでしょう。

そして、どのお子さんも、お父さんお母さんが大好きです。

大好きな人が暗い表情で思い詰めていたら、心配ですよね。

あなたの幸せの中に、お子さんがあるのと同じように、子どもはじぶんの親が幸せでいて欲しいんです。

だから、疲れたら休んで、困っていたらひとりで抱え込まずに、声をあげてくださいね。

じぶんを責めない

子どもは、感情をぶつけてきます。

ガマンしたこと。悔しいこと。悲しいこと。

上手く言葉にできない想いを、怒ったり、泣いたり、時には暴れたりして表現します。

遠慮なく感情を出しきり、そのままに受けとめてもらえることで、その感情はやがてなくなります。

とはいっても…
受けとめる方は、けっこうな体力がいりますよね。

相撲のぶつかり稽古のようです。

こちらの体力・心に余裕がないと、とてもじゃないけど、できません。

私も耐え切れず、イラっときて、酷いことを言ったこと、何度もあります。

でも、じぶんを責めないで。

そんな言い方になっちゃう時、あるよね。
そのくらい、一生懸命向き合ったんだよ。
私も頑張ったし、お疲れだったんだなぁ。

と、じぶんにやさしさを向けてください。

子どもは責めていません。
許してくれます。

こんなに全力でぶつかれるのは、あなたのことを信頼し、安心しているからです。

人生を信頼する

心配事は尽きぬもの。
困っていたら、なんとかしたいし、泣いていたら心配します。

でも、心のどこかで「大丈夫なんだ!」と信じてください。

あなたや、まわりの人と繋がりながら、じぶんの脚でしっかりと生きていけます。

転んだことも、立ち止まったことも、全てその子の糧に。

あなたの人生だって同じです。
いろんなことがあっても、大丈夫。

疲れていると、不安になります。
誰だってそうです。

だから、じぶんを大切に。
あなた自身と、お子さんのためにも!
気にかけてあげて、心と身体を整えていきましょう。

時間の軸を広げて、考えてみると、1年後、5年後にはそのことが悩みではなくなっています。

そして、今のあなたのように悩んでいる人に、やさしい言葉をかけてあげられる日が来ますよ!

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