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Cafe Sati | カフェ サティ

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放てば手に満てり

「放てば手に満てり」 道元の言葉で正法眼蔵に出てくる言葉だ。まずはこの言葉の意味をGPTに聞いてみたので載せるよー。 「放てば手に満てり」という言葉は、禅宗の開祖である道元禅師によって語られたもので、『正法眼蔵』に記述されています。この言葉は、禅の教えの核心を象徴するものであり、非常に深遠な意味を含んでいます。 この言葉を直訳すると、「放すと、手に満ちる」となります。ここでの「放つ」とは、執着や欲望、先入観などを手放す、すなわち放下することを意味します。一方、「手に満て

書く瞑想|無意識の意識化

ジャーナリング。自分の思考を紙に書き出すことで、自分の思考を可視化し、客観的に観察する瞑想のことで、書く瞑想とも呼ばれる。 ある時、私は心のもやもやが晴れなかった。毎日、習慣にしているジャーナリングで心のもやもやを解消しようと、筆を取ったが、ジャーナリングを行っても、心のもやもやは晴れなかった。 心のもやもやは3〜4日、続いた。毎日、ジャーナリングを行なっていたが、心のもやもやは晴れなかった。 その日も心のもやもやを解消しようとジャーナリングを行おうとしたその時!私はジ

ジャーナリングと認知行動療法|ジャーナリングで明らかになった自動思考、スキーマ、絶対的信念

認知行動療法の本を2冊くらい読みました。まずは、私なりにちょっと認知行動療法を紹介します。 自然と頭に浮かんでくる思考のことを自動思考と呼びます。また、思考の癖のことをスキーマと呼びます。スキーマがたくさん明らかになると、その根っこにあるネガティブな思い込みが明らかになります。このネガティブな思い込みのことを絶対的信念と呼びます。認知行動療法では、ネガティブな自動思考に検討を加え、現実に適応した前向きな思考を考え、その思考が出来るようにします。この前向きな思考を適応的思考と

マインドフルネス|心を今ここにあらしめる。

マインドフルネスとは、今ここにある五感の感覚に、評価や判断を加えることなく、注意を向けること。そのことによって、心を今にあらしめる。未来や過去、今ここではないどこかに彷徨う心を、今ある五感の感覚に注意を向けることによって、今ここにあらしめる。 かわいい言い方 → 心がどこかにお出かけしてしまったら、五感の感覚に注意を戻す。 五感の感覚は心を今に繋ぎ止める碇(いかり)である。 マインドフルネスはパーリ語のサティの英訳。サティは「気づき」と訳される。禅では、「念」と言うらし

妄想を嫌悪すると余計に妄想が湧く。妄想をジャッジせず、ありのままに見る。

今日はヴィパッサナー瞑想の話。 それまでは、妄想をジャッジして嫌悪し、排除しようとしていたことに気づいた。気づいてからは、妄想をジャッジせず(価値判断せず)、ありのままに見ることが数回出来た。ありのままに見ると、数回とも妄想が1秒くらいで消た。 妄想を嫌悪すると余計に妄想が湧いてくるし、妄想が増大していく。妄想が消えない現実をありのままに見る。すると妄想が消える。

ラベリング|サティを入れる。

ラベリング。奥が深くてラベリングに対する理解がまだ浅い私。私の知識が正確なら、ラベリングはマハーシ・サヤドーが発明した。上座部仏教の在家の方でもヴィパッサナー瞑想が出来るようにと、マハーシ・サヤドーが作ったのがマハーシシステムだ。在家がヴィパッサナー瞑想を行うには、最適な方法だとされている。 在家向けのヴィパッサナー瞑想には、マハーシシステムの他に、ゴエンカシステム、パオシステムがある。他にもあるのか、私は知らないが、確かスリランカシステム?みたいな名前のものがあると聞いた

自分の心に光を当てるジャーナリング

下記のリンクは私の作ったWebサイトである。 デザイン、コーディング、ライティング。何もかも全て0から私一人で作った。 ジャーナリングについての記述も私が自分で考えて書いたものだ。意図的に教科書的で客観的なもの、一般的なものを書いたが、ジャーナリングに対する私の深い洞察が書かれており、独創性のあるものだ。 #私の作品紹介

ジャーナリングの習慣化

私はジャーナリング(書く瞑想)を習慣にしている。 毎日、紙に思考を書き付け、自分の心を見つめている。 ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為だ。 自分では気づかない無意識の領域。それを意識化する。無意識の意識化。自覚していない自分の心に自覚的になる。自分の心をありのままに見る。ヴィパッサナー瞑想で言う心随観と言っていいかもしれない。 まさに書く瞑想だ。 私はジャーナリングによって、いくつかの思考の癖が明らかになった。それらの思考の癖は、根っこの深い部分で繋がっていた。 ネ

ジャーナリング(書く瞑想)の本を読んだ感想

書いて整える1分間瞑想ノート まずは吉田昌生先生の「書いて整える1分間瞑想ノート」。 ビジネスパーソン向けに書かれた本で、マインドフルネス瞑想が続かなかった人にも習慣化できるものとして、ジャーナリング(書く瞑想)を勧めている。 歴史に名を残した能楽の世阿弥の言葉「離見の見」に触れられているところが印象深かった。 「離見の見」とは、能楽を演じている自分とは別に、能楽を演じている自分や、舞台の観客、他の演者を観察しているもうひとりの自分がいるということだ。これは、マインドフ

ジャーナリング(書く瞑想)のコツ

ジャーナリングのコツ。 ・効果を求めないで書く。 ・マインドフルに書く。 ・無心に書く。 いろいろ、書きましたが、難しいことは考えずやればよいと思います。 「効果を求めないで書く」 ジャーナリング(書く瞑想)は効果があるので、効果を求めて良いのですが、ジャーナリング(書く瞑想)を行う時は、効果のことは一旦忘れて行うのが良いということです。マインドフルネス瞑想やヴィパッサナー瞑想と一緒です。あまり過度な期待を抱いてジャーナリングを行うと、効果がさほどでもなかった時に、落

ジャーナリング(書く瞑想)のやり方|効果|私のジャーナリング体験|ジャーナリング講座

プロフィール名前:永井 陽一朗 私はマインドフルネスの源流であるヴィパッサナー瞑想の実践者です。約2年間ジャーナリングを続けてきました。ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為です。マインドフルネスで言う「無意識の意識化」が起き、自己理解を深めることが出来ます。 ジャーナリングについて 「ジャーナリング」とは自分の頭に浮かんできた思考を紙に書き出すことで、 可視化し、客観視する為の手段で、「書く瞑想」とも呼ばれています。 ジャーナリングのやり方紙とペンを用意します。頭に

サティとサマーディ

ヴィパッサナー瞑想は・・・ 気づきながら集中するのじゃ。 サティ・・・サマーディ・・・。

「サティが入らない」とサティを入れる。

GPTとの会話。 私の発言 サティが入らない。妄想が止まらない。止めるのを諦めるか。妄想が湧くままにしておくか。消える消えないにこだわるのはやめるか。「サティが入らない」とサティを入れる。「サティが入らない」のを認知する、観察する。「サティが入らない」ありのままの状態を見る。サティを入れるのを諦める。←最後のも合ってる? ChatGPTの発言 サティ、つまりマインドフルネスや意識の在り方に関して、あなたが経験している困難は、瞑想やマインドフルネスの実践においては珍しく

ジャーナリング講座、始めました!

1年以上、ほぼ毎日ジャーナリングを行ってきた。日々のジャーナリングによって、数々の気づきを得たり、心のもやもやを解消したり、思考を整理したりすることが出来た! 思考の癖、思考パターンに気づこう! 自動的に頭に浮かんでくる思考を「自動思考」と言う。その自動思考には思考の癖や思考パターンがある。それに気づくことで、その思考の癖をやめることが出来る。どうやって気づくのか?ジャーナリングによってである。 思考の癖に気づく。ジャーナリングによって、私は思考の癖に気づくことが出来た。