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私はジャーナリング(書く瞑想)を習慣にしている。
毎日、紙に思考を書き付け、自分の心を見つめている。
ジャーナリングは自分の心に光を当てる行為だ。
自分では気づかない無意識の領域。それを意識化する。無意識の意識化。自覚していない自分の心に自覚的になる。自分の心をありのままに見る。ヴィパッサナー瞑想で言う心随観と言っていいかもしれない。
まさに書く瞑想だ。

私はジャーナリングによって、いくつかの思考の癖が明らかになった。それらの思考の癖は、根っこの深い部分で繋がっていた。
ネガティブな心持ちになると、思考の癖は強く思考に出てくる。
調子が良い時はそれほど癖は出てこない。

思考の癖は認知行動療法では、スキーマと呼ばれる。
紙に書き付けている思考は、認知行動療法では、自動思考と呼ばれる。
根っこの深い部分。これは認知行動療法では、絶対的信念と呼ばれる。思い込みがあって、その思い込みを根っことして、ネガティブな自動思考が湧いてくる。

ネガティブな自動思考は認知行動療法では、適応的思考に書き換えることで解決する。適応的思考とは、現実的で健康的な現実に適応出来る思考のことだ。ポジティブシンキングとは違う。ポジティブシンキングは、根拠なくポジティブな思考をする為、非現実的で、現実に適応出来ない。

ネガティブな思考の癖(スキーマ)や絶対的信念を書き換える。
自分の心の反応パターンを書き換えるのだ。

ヴィパッサナー瞑想の修行は清浄道である。清浄道はふたつに大別される。サティを入れることで、反応を止めるサティの修行と、反応パターンを書き換える修行だ。

ジャーナリングや認知行動療法は反応パターンを書き換える方法のひとつと言える。

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