見出し画像

「出逢い」も「別れ」も奇跡

三月中旬過ぎました。卒業や退職、転勤、異動などお別れのシーズンですね。そして、春は出逢いのシーズンでもあります。この人生の節目、岐路立つ時に、想うことは色々あります。考えることも感じることも色々あります。そんなことを思いつくまま、つらつらと書いてみようと思います。

人はきっと出逢いと別れを好んでいる

そう、自分が思えるのは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の繁栄にあると思います。人は新しいこと、出逢いを求めます。しかし出逢いに伴うのが、何らかの事情あっての別れです。だから出逢いには別れがつきもの、その逆も然りだと思います。始まりには終わりがあり、終わりがあるから始まりがあるように、出逢いと別れも同じだと思うのです。
ただ言えることは、人は、出逢うことだけが積極的に感じられますが、相性などの関係で心が拒否反応を示すと、好かれと思った出逢いも、別れることに積極的になります。という訳で見出しの通り、「人は出逢いと別れを好んでいる」と表現したのです。

人生で一番大切なのは、出逢いと別れ

人という字は二人で人という字になっています。ひとりきりで産まれたとしても、その瞬間から多くの人との出逢いがあリます。人は誰かと出逢わなければ生きてゆけないと思います。そして、必ず人との別れもあります。出逢いがあれば、早かれ遅かれ別れはつきものです。誰と出逢うかは、言うまでもなくとても重要だけど、同じくらい重要なのが、別れなのです。

「立つ鳥濁さず」という言葉があります。なかなか難しい言葉でもあると思います。なぜなら別れ際色々あるのは自然だと思うからです。人が亡くなる、いわゆる死別することは、また人生において重要な意味をもたらします。故人はもうこの世には居ないのに、言葉や思い出が今も尚人の心に残ります。その故人の生きてきた証が、その後の自分の人生を奮い立たせる時もあります。別れが大切な理由はこのようにあります。

「卒業」

実は明日姪の卒業式なのです。花束を持って向かいます。花束の色は、姪が六年間お世話になったランドセルの色と同じパステルブルー。もうランドセルともさよならの日だから。そして姪の好きな色パステルラベンダーのお花も混じえて花束をオーダーしています。色んな意味や想いも込めて花束を贈ります。短めに書いた文章も用意しました。あまり、姪の心の負担になってはいけないと思い、さりげなくシンプルな文章を書きました。イラストも描いて親しみを持って読んで欲しいという想いも乗せています。

「卒業」って本人以外にも、親族や友人、学校関係者など、色んな人の想いが手になって催される大切な行事なのだなと思いました。もちろん退職や異動、入社や入学も同じです。自分ひとりでは、卒業は出来ない。入学も出来ない。ひとりでは人は生きてゆけない。人生の節目にお陰さまに気づくものなのだなと思いました。


まとめ

出逢いも別れも奇跡

わたしがこの家に生まれたことも奇跡、
わたしが友だちや仲間や恩師らに出逢ったことも奇跡、
わたしがあの人やその人とお別れしたことも奇跡。

お別れをした人には、
わたしの前を通り過ぎた人だから、これからはその時よりも、もっと幸せになって欲しいと願いたい。

新しく出逢った人には、
ここから先は、この出逢いによって幸せへと好転するといいなと願いたい。

亡くなった別れの人へ、
このご恩や教えは、忘れません。忘れたとしても再び思い出します。その思いを次ぐ、その恩を誰かのために。その教えも、生かす。
いつも見守ってくださってありがとうございます。

「出逢い」と「別れ」

この「奇跡」をフルに生かす、
自分自身にも、対人にも。
きっとそれがわたしの生まれてきた使命なのです。




最後まで読んでくださってありがとうございます。・:+°

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?