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春の日差しに背を向けてみたら

瞑想家ヨギSatokoです。

3月の始まりと共に、年度末の忙しさが高まるこの時期、背中や肩の痛みに悩まされていませんか?

疲労、緊張、そして不安。これらはいつの間にか忍び寄り、気づいた時にはすでに身体を固くしています。不快なものはいつも背後からやって来ます。決して正面から警告してはくれません。

背中や首の緊張は、後ろ側の筋肉が防御の鎧となっている証拠。
肩甲骨に冷たい鉄の塊でも入っているような感覚があるのなら、まずは春めいてきた日差しに背を向けて、背中を温めてみて。

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春は、一年の中で体の中のエネルギーが滞りやすい時期です。このエネルギーを、「気」、またはヨガの世界では、「プラーナ」と言い、生命を支える大切な力と考えられています。

このプラーナ、つまり生命エネルギーの流れを良くするためのヨガの技法があります。

それが「プラーナヤマ」と呼ばれる呼吸法です。しかし、日々の生活で感じる緊張やストレスがあると、私たちは無意識のうちに浅い呼吸をしてしまいがちです。

そんな時は、特に背中の筋肉を使っているため、背中が疲れやすくなります。

このような浅い呼吸が続くと、背中の疲れが溜まり、さらに呼吸が浅くなるという悪循環に陥りやすくなります。

実際に私の今までの受講生さんの中でも、デスクワークが多い方はヨガの呼吸法が上手くいかなかったり、苦しく感じたりすることが多いです。

背中の上の方、肩甲骨の間には呼吸器のツボがありますし、太い血管も走っているので、背中を温めると呼吸が楽に深まり、筋肉の緊張もゆるんで、心の疲労も和らぎます。

背中を温めることで、肩甲骨のまわりに潜んでいた、硬さや冷たさが溶け出していきます。

春の陽の温かさを感じたら、あえて背中を向けてみて。紫外線が気になる方も背中なら灼ける心配が少ないですし、自律神経を整えることにも貢献します。

ヨガの運動や呼吸法は、温めて楽になってから行うと心地よく感じられます。心の解放は身体を解放することから。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。また、次の更新で。

瞑想家ヨギ Satoko




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